ウェブサイトやブログ運営の2020年以降の戦略について傾向と対策についてまとめました。
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→2021年版ウェブサイトやブログ運営傾向と対策はこちらから
王道なSEO対策をしているホームページやブログのアクセス数が急落。
正しい運営しているつもりでも検索順位、ページビューや売り上げが落ちている方も増えてきました。
アフィリエイターやブロガーのみならず企業や店舗・個人活動の方まで気になる部分かと思います。

今年はページ内容の改変・追記として2020年版のサイト・ブログ戦略として改良すること致しました。
こんな方におすすめ
- 検索アルゴリズムの変動が激しすぎて困っている
- 今後、どう変化していくのだろうか?
- 検索エンジンから集客するためにはどうしたら良い?
- インターネット集客はどう変化していくのだろうか?
- 一般人がウェブサイトやブログを運営する時代は終わったのか?
- これからのSEO対策は何が大事?
2020年からどうやって集客対策を考えていけば良いのか?
考えられる課題と考え方についてまとめました。
このページの目次
2019年の検索エンジンの変化について
2019年の3月、6月の大幅順位変動を始め1年を通して検索順位が不安定な1年だったと思います。
またアルゴリズム更新では、一部抜粋すると2019年は以下のような出来事がありました。
- 2次情報よりも1次情報を優先的に検索結果に表示されるアルゴリズムに。
- Nofollow属性=nofollowが絶対命令から参考命令に。代替えとしてrel=sponsored rel=ugcなどのrel22種類の属性導入。
- Googleしごと検索(Google for Jobs)やキーワード検索に対する強調スニペット・リッチスニペットなどの検索結果画面SERPsの改良。
- ローカルパック・店舗のグーグルマップ表示の進化。
- Rankbrainのスペックが上がってきている事の重要性。
- グーグルが推奨するAMP導入の転換期。
2019年も少しずつアップデートしていったのが解ります。
その中で古い知識のままの場合は、最適化できず順位ダウンしていきます。
2020年以降の検索エンジン最適化で重要項目・知っておくべき情報をピックアップしています。
EATの存在とブランディング対策
やはり検索エンジンの方向性として重要なYMYLとEAT。
- YMYL=Your Money or Your Life
- EAT=E(専門性) A(権威性) T(信頼性)
まだ自作自演リンクが通用するキーワードもありますが、YMYLとEATは間違いなく影響がどんどん強くなっていきます。
この傾向は2020年も加速していきます。
詳しい解説は別ページ参照。
EATについてかなり詳しく書きましたので下記ページから参照してください。
解説ページ⇒EATとSEO対策の重要性
YMYL=Your Money or Your Lifeについても解説しています。
解説ページ⇒YMYLとは?SEO対策の影響と対策まとめ
やはりYMYLとEATの基礎知識を知っておくことをお勧めします。
グーグルが公言しているYMYLとEAT。
この方針は今後さらに「どんどん」強くなっていくと思います。
サイト運営者に「専門性」「権威性」「信頼性」が感じられない。
「どんな情報が書いてある?」ではなく「誰が書いているの?」という事ですよね。
EAT=専門性、権威性、信頼性を自分のサイト以外の検索エンジン上に示していく必要があります。
勝手に「この道のプロです」と未経験でも書くことは出来ますよね。
ですので「自分のサイト以外」で検索エンジンにあなた(運営者)の情報を増やしていく必要があります。

詳しい解説は別ページ参照。
サイテーションの基本的なSEO効果と対策方法について
解説ページ⇒サイテーション対策まとめ
当然、その世界で権威のある有名な人が、サイト運営するのがベストな時代に。
では無名な人はもうサイト運営できないのか?
もちろん運営していくことは可能!
ネットから始めれば良い
今は世間的に無名だが、インターネットを活用して情報発信を始めて、ネットを中心に有名になっていけば良いのです。
もはや現在の社会で有名になっていく工程は「ネット→リアル(実生活)」の順番だと思います。
サイトやブログ、SNSの世界で認知度が高まっていき、雑誌やラジオ→テレビという順番で一般的に知名度が上がっていきます。
別にテレビや雑誌に出ないレベルでも大丈夫。
別に取材されるまで有名でなくても当然大丈夫です!
一般メディアに紹介されるほど有名ではなくても、十分サイトやブログからアクセスを集められ、集客や売り上げ確保も成立します。
アクセスしたユーザーにETAの部分が伝わるだけでOK。
それは検索エンジンにも同じことが言えます。
インターネット上でサイテーション対策を行っていけば良いのです。

だからどんどん参入していっても良いと思います。
またアフィリエイターやブロガーの「運営者情報は実名公表しなくてはいけない?」に関しては別ページで解説しています。
詳しい解説は別ページ参照。
実名公表と匿名運営の違い・訪問ユーザーの信頼性やSEO・検索順位への影響について。
解説ページ⇒サイト・ブログの匿名運営のメリットとデメリット
という事でグーグルが公式見解として発表しているYMYLとEATについての見解でした。
記事の重複コンテンツとテーマとの一致
ではもう少し検索アルゴリズムの核の部分に入り、コンテンツとSEOとの関係。
最も重要視されている一つの重複コンテンツです。
2020年もさらに重要視されていきます。
重複コンテンツはページ評価に大きく関わっている
2019年の3月のコアアップデートも含め、2017年を境に全体的なアクセスが下がってきている場合の多くは、「重複コンテンツ」と「ターゲットキーワード」とコンテンツ内容のマッチ度があると思っています。
サイト内に同じような記事テーマやターゲットキーワードがページ単位で重複。
またページ単位ではなく小見出し単位で、同じような内容を複数のページに掲載している場合。
検索アルゴリズムの認識が、解析度アップにより変わってきていると予想しています。
つまり今までは大丈夫だったものが、どんどんダメ(評価が下がる)になってきています。
重複コンテンツも今まではOKだったが、現在はダメなレベルになっている事が多いです。
重複部分のあるページの順位傾向。
どちらか順位が上がってこない。⇒アクセスの取れないページの保有⇒サイト(ドメイン評価)も下がる。
もしくはこのパターン。
両方とも順位が上がらず、ドメイン評価が上がらない。
このような傾向が多く、重複コンテンツの両方のページの順位が落ちる場合と、片方だけ順位が落ちる場合が存在します。
記事の重複コンテンツ対策が必要になる
- タイトルタグやメインキーワードに関して重複ページが存在していないか?
- 同じような文章内容(小見出し単位)が複数のページに重複していないか?
- 似たようなテーマで複数のページが存在していないか?
- CTA目的で、各ページに同じテキスト・内容で案内を表示させていないか?(コンテンツ下部など)
詳しい解説は別ページ参照。
CTA=Call To Action(コールトゥアクション)について詳しく知らない方はこちらから
解説ページ⇒CTAアクション対策・改善方法
あとは基本的なSEO対策としてページのテーマ(ターゲットキーワード)とコンテンツ内容のマッチ度。
メインキーワード(タイトルタグ)とページコンテンツですね。
特にHタグ(小見出し)。
きちんとコンテンツ内容が検索ユーザーの意図を組みとって掲載されているか?

アクセス減少のサイトやブログの傾向として「重複」「テーマに関係ない内容の割合が多い」です。
被リンク対策の考える部分
同時に被リンク対策も必要です。
検索エンジンの時代傾向として「被リンク」→「コンテンツ」→「EATと権威サイトからの被リンク」と重要ポイントが移行しています。
昔の中小検索エンジン、相互リンクの時代
↓
無料ブログ・オールドドメイン自作自演が有効
↓
コンテンツ重視・コンテンツSEOへ移行
↓
運営者のEAT要素と権威サイトからの被リンク
このように現在は移行しているイメージです。
権威性や認知度が求められ、サイト運営者の視点ともう一つ「権威性のあるサイト(ドメイン)からのリンク」が重要度を増しました。
しかも検索アルゴリズムは「外部リンクの実態に関して、まだすべてを見破れるわけではないレベルではない。」と思っています。
オーガニックリンクか?自作自演リンクか?の判断はまだ正確に把握できていない。
ですので現在はパワーのある中古ドメインの自作自演が効いちゃっている。という所です。

現在は中古ドメイン(良い被リンクがついているドメイン限定)が使えます。
要するに「権威性のあるサイト」を自分で作れればOKという現状です。
ただ中古ドメインの自作自演サイトの作り方・リンクの当て方は計画性に。
ホワイトな外部SEOの対策
もし長期的なリンク供給を求めるならば、一般ユーザーに良いコンテンツを提供。
有益なコンテンツや何かのまとめページ、個人の見解を前面に出した魅力的なコンテンツ文章を掲載していきます。
オーガニックリンクの獲得を考える
本当に良いコンテンツと思われ、リンクしてくれる。
続に言うオーガニックリンクですね。
良いコンテンツを継続更新して、SNSからも発信していく「継続性」を重視していきましょう。
有料広告やプレスリリース、力のあるサイトやSNSアカウントに掲載や発信依頼してもよいです。
良いコンテンツありきになりますが、情報発信を継続していくことが結局、近道になりそうです。
自作自演の外部リンクSEOの対策
検索エンジンの動向もコンテンツSEO→EAT要素に移行。
結局のところ権威性のあるリンクは有効という部分に戻ってしまった感があります。
昨年は中古ドメインが強くなった時期もあれば、効果が半減された時期など、さまざまだった気がします。
(ただYMYLの強いジャンルは、キーワードによってはフィルターがかかって上位表示は困難な傾向。)
いつの時代もですが、もちろんキーワード選定が重要です。
良い中古ドメインを見つけること
だからもし自作自演リンクを行うなら、中古ドメインは厳選すること。
その上でリンクビルディングを意識することです。
構築できれば強い
もし自作自演する場合、自分の運営サイトやブログが複数ある場合は、しっかりクリックしてくれる構造を作ってアクセス供給を促すリンクビルディングをするという事です。
中古ドメインのパワー以外に、いかにクリックさせるリンクビルディングを構築できるかです。

外れドメインも多いし、例え成功してもあくまで中古ドメイン=ドーピング。
あくまで短期的な効果にとどめておく意識で行う事を推奨します。
オールドドメイン全盛期の時代よりも確実にどんどん短命にはなってきています。
グーグル様もこのページを見ているかもしれませんので、非推奨と言わせていただきます。
SNS連動にて複合的な集客経路を確保する
2020年以降、これからのサイトやブログ運営を考えた時に、SNSは無視できません。
若い年代だけではなく、もうSNSは市民権を獲得して生活の一部になっています。
Twitter、Instagram、Facebook、LINE@、TikTokなどの有名SNSは十分活用できます。
やっぱりSNS流入はアクセスアップにつながります。
そして自分ではないSNSからの紹介やタイムライン、リツイート拡散などはSEO評価も上がります。

そして先ほどのEATを考えた際に、SNSの存在が大きいです。
EAT、サイテーションにつながります
「誰が発信しているの?」「運営元が誰なのか?」というのがSNS発信では重要になってきます。
アクセス流入以外でもSEOを考えた時に、EATとサイテーション対策としてSNSは活用しましょう。
一つのプラットフォームに依存する危険性
アフィリエイト広告でも販売やサービス展開でも、サイトやブログでしっかりと待ち構え、SNSから集客していく考え方も取り入れて良いかと思います。
個人的には集客経路の複数確保を考える事をお勧めします。


昔のヤフーアルゴリズムアップデートでした。
今となってはいい思い出ですいが、当時はかなり焦りました。
サイトやブログ運営に、SNS集客を平行して構築することが2020年以降は必須かもと感じています。
以前のように費用対効果が悪くなってきたので、量産しながらサイトを増やしていくのも大変です。
- まだ匿名サイトやブログでも稼げます
- まだオールドドメインも使えます
- まだペラサイトでも上位表示できます
検索アルゴリズムは相対評価なので、検索キーワードのライバルの弱い部分を狙っていけば、上位表示もできますし収益もあがります。
ただ「まだ」という部分です。
参入している人は費用対効果が悪くなっているのは実感していると思います。
広告収入はITP問題もあり、状況はどんどん厳しくなってきています。
詳しい解説は別ページ参照。
もし広告収入を考えていてITP問題を知らない方は絶対に見てください。
解説ページ⇒ITP2.2のアフィリエイト広告問題

個人ブランドを作ることがSEOの近道に
また昨年感じたのが、SNSやウェブサイト・ブログにしても個人のブランド力を高めることが重要と感じました。
アクセス流入なども当然あります。
単なる検索エンジンの最適化されたサイトやブログを作るのではなく、ブランド力を高める対策を2020年以降は行っていきましょう。
YouTube・動画の集客の時代が本格化
実は私は、匿名アカウントで既にYouTube動画を始めています。
匿名なのでここでは公表しません。
歴は浅いのですが、いざ初めてみると手ごたえを感じています。
「これやり続けていたら、結構、、かなりいいぞ」って思っています。
アカウントが強くなってきたときに、結構期待しちゃっています。

すでに遅いという人もいますが、今からでも大丈夫。
同業の人に聞いても情報検索してみても、多分サイトやブログよりも費用対効果が良いです。
複数のチャンネルを開設していて、昨年は芸能人や文化人、有名人のYouTube参入が特に目立ちました。
元々個人ブランドでの勝負だったYouTubeに知名度のある人が参入してきている訳です。
一昔前の「アメブロ」をみんな始めた印象です。
あとは言わずとも解ると思います。

俗にいう成長期。
何事も参入時期ってありますよね。
動画の世界は成長期真っただ中。
成熟期への転換期は大手参入とルール整備・規制です。

それは自分の力ではなく、業界が盛り上がっていたからなんです。
サイトアフィリエイトの参入時期が良かったから。
専門的なスキルは知識が一切ない中、愚直にサイトを作り続けただけで時代が後押ししてくれました。
「時代の流れにしっかりのっていく。」
この考え方は結構大事です。
ポイント
ウェブ集客の世界は「文字テキスト」⇒「動画・映像・音声」が主役になりそうです。
「アフィリエイター・ブロガー」→「ユーチューバー」になってしまいました。
特に5Gになったら、一般人も実感すると思います。
動画検索エンジンの考え方・攻略は一緒
そして検索エンジンの考え方は一緒です。
キーワード検索、関連性、更新頻度、コンテンツの質。
このグーグルアルゴリズム、SEO対策の考え方がそのまま今後、動画のアルゴリズムに入って来ると思っています。
(もちろんテキストコンテンツと動画本編のアルゴリズム認識は違いますが)
安いコンテンツスパム⇒相互リンク・自作自演リンク⇒更新頻度・コンテンツSEO⇒そしてEAT。
この流れがきっとYouTubeにも同じように起こっていくはずです。
YouTubeの動画集客の流れ・押さえていくポイントはSEOサイト(ブログ)の考え方と一緒だったりします。
今、言われているのはこんなものです。
しかも結構昔のSEOの考え方。
- 毎日更新しましょう
- チャンネルのテーマを決めて統一感を出しましょう
- ジャンルの選定を行ってライバルチェックをしましょう
- タイトルにキーワードを入れましょう
- タグ設定しましょう
あとは動画の内容のコンテンツ勝負になります。
個性というかオリジナリティとコンセプトが重要そうです。
あとはイラスト・声優外注のまとめサイト的なマンガ動画やvチューバーなどですかね。
これは顔出ししなくてよさそうです。
SEOの世界では自動サイト生成ツールや、リンク増殖ツールが厳しくなったよー。な時代くらいですかね。
動画編集のスキルは必要ですが、iPhone撮影と編集アプリでも可能になったり集客ノウハウが増えてきて、いろいろ参入難易度が下がってますよね。
と同時にライバルが増えてきている段階です。

SEOの知識が生きる
ここでしっかりとSEOの業界で得た知識と経験をいかし、アルゴリズムに合わせた設定で数年後も生きるスタイルで行っていくと未来は明るいです。
SEOの経験を元に先回りした動画展開を行っていけば良いので。
タグはキーワードなどは考えますが、SEOに詳しくない人は「被リンクって何?」というレベルですから。
ウェブで行ったSEOはきっと動画SEOでも使えます。リンク対策などもできそうです。
ウェブサイトやブログを軸として動画集客⇒サイト誘導が良いと思います。
サイトには掲載しない内容で不定期ですが、発行していますので。
↓
⇒宮武メルマガ・プロフィールページはこちらから
まとめ ネット集客は転換期を迎えたかも
インターネットは本格的な転換期を迎えたかもしれません。
これからのSEOで大事なこと
検索エンジンとSEO対策としてはEAT対策をしっかり考え、生き残っていくこと。
コンテンツ対策は、テーマ(キーワード)とコンテンツの重複をなるべく減らしましょう。
あとは基本的な更新頻度やコンテンツの質などは一定の質を保ち、検索エンジン以外の集客経路を確保しながら複合的な対策をお勧めします。
そして時代に流れにのるなら動画集客は絶対にお勧めです。
特にサイトやブログ、SEOをやってきた人は今までの経験とノウハウを動画SEOで生かせます。
一般人よりアドバンテージがありますので。
SEO対策・ウェブサイトやブログがダメになった訳では全くない。
参入障壁などは少しだけ高くなってきましたが、ユーザー検索ニーズは減っていません。
グーグルやヤフーの検索を利用する人はたくさんいます。

しっかりとEATとサイテーションを考えて、重複コンテンツやユーザーエクスペリエンスを考えたサイト設計・更新を行っていけば大丈夫だと思っています。
ですのでウォーカーネットも更新を継続しています。
アフィリエイター・ブロガー
アフィリエイト広告でも、スマホ中心のモバイルファーストを意識してニーズに合わせていけば収益は得られますし、アフィリエイト広告全体の市場価格も伸びています。
逆にライバルは減っているので、正しい知識を持っていれば十分に参入価値はあります。
店舗・企業サイト
逆に企業や会社・店舗サイトなどはEAT要素がアドバンテージを得られて有利な時代になりました。
ですので企業や店舗運営者の方は「逆にチャンスの時代がきた」と捉えてください。
SEO対策も現在進行形で学び、継続して展開していけば、きっちり集客できますし売上もあげられます。
あとは一つのプラットフォームに依存しないで、SNSや動画からグーグルマップも含めて、複合集客を構築しながらサイトやブログを運営していきましょう。
ということで2020年のこれからのサイト・ブログ戦略についての考え方でした。
初心者の方はこちらから参照してください
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