現在は柔軟で多様なビジネス形式、報酬を得るための方法も多様化しており、商品を売って報酬を得るだけでなく商品を売らなくても報酬を得ることが可能になりましたよね。
しかしインターネットに詳しくない人の中には、「商品そのものを売らずに報酬を得る方法などあるはずがない!」と思っている人もいるでしょう。
数年前までは、私も商品そのものを売らずに稼ぐ仕組みについて理解できませんでしたが、今では複数の方法を利用して収入を得ています。
このページの目次
多様化の時代が到来
一昔前の商売の形はとてもシンプルでした。
お店に来たお客さんに商品を販売するだけで良かったのです。
しかしインターネットが普及してから商品や収入形態の形が大きく変わりました。
商品の売り方が多様化したのです。
例えば販売形式も今はコンテンツ販売専用のサービスを利用すれば、誰でも商品を販売することが可能ですよね。
また商品そのものを売らなくてもお金を稼げます。
例えば広告収入を得る方法などです。
商品を作る過程や音楽制作の様子を見せるなど、自分の得意としているものを動画で配信するだけで、大きな収入を得ることもできるのです。
広告収入についてはこちらでも詳しくご紹介しています。
ブログやSNSサービスで報酬を得る
ここからはミュージシャンを例にして報酬を得る方法を具体的に紹介していきます。
昔はミュージシャンも自分のCDやDVD、グッズなどを販売すれば報酬を得られていました。
しかし今は音楽そのもので稼ぐことが難しくなってきています。
ストリーミングサービスができたことで、CDやDVDを買わない人が増えたからです。
そのため今は多くのミュージシャンがインターネットを利用し、音楽そのものを売ったり音楽以外の情報を発信したりして報酬を得ています。
ブログやSNSサービスは、影響力のある人ならば商品や音楽そのものを売らなくても簡単にお金を稼げるため利用率が高いのです。
ではブログやSNSサービスを使ってどのように報酬を得ているのでしょうか?
以下でその仕組みを見ていきましょう。
- 広告収入
- 企業からお金をもらう
自分のサイトを訪れた人が、サイトに掲載されている広告をクリックすれば報酬が発生します。
また集客力の高いブログやSNSサービスの場合は、企業から直接スポンサー報酬をもらえることもあります。
動画配信サービスで広告収入を得る
動画配信サービスもまた自分の動画に掲載されている広告を視聴者がクリックすることで、クリック数に応じた報酬を得られる仕組みになっています。
ミュージシャンの場合は自分の音楽を丸ごと紹介しなくても報酬を得ることが可能です。
例えば次のような動画を流すのです。
- 音楽制作の様子
- 他のミュージシャンとの対談
- 自分が使っている楽器の紹介など
知名度のあるミュージシャンであれば、上記のような内容でも興味を持つ人はたくさんいます。
そのためライブのように歌ったり楽器を演奏したりしなくても収入を得ることが可能なのです。
投げ銭アプリを利用する
最近は投げ銭アプリというアプリを利用する人が増えています。
動画やラジオなどで生配信をして、視聴者からお金をもらうという仕組みです。
直接お金を振り込んでもらうのではなく視聴者が購入したアイテムをギフトとして贈ってもらい、それを換金するのです。
知名度のある人ならば日常生活について話したり私生活の様子を見せたりするだけでも高額な報酬を得られます。
投げ銭はYouTubeやライブ配信アプリでは活用されていますし、tictokの収益化なども今後の実装予定ですね。
積極的に音楽配信サイトを利用しよう
ミュージシャンの場合は大手の音楽配信サイトを利用して稼ぐという方法もあります。
プロだけでなくアマチュアのミュージシャンも自分の音楽を配信することが可能です。
大手の配信サイトは利用者が多いため、数多くの音楽好きの人たちに自分の音楽を聴いてもらえるでしょう。
また聴き放題のストリーミングサービスを利用すれば、自分の音楽のジャンルとは違うジャンルの音楽が好きな人たちにもアプローチすることが可能です。
音楽配信サイトを利用した場合は、リスナーが自分の音楽を再生するたびに収益が発生します。
この方法は音楽そのものを売るための方法のため、その他の音楽そのものを売らない方法と合わせて利用すると良いでしょう。

稼ぐためにはファンを増やすことが必須
今回紹介した報酬を得るための方法は、その道のプロでなくても簡単に利用できます。
しかし視聴者が多くなければ大きな利益を得られません。
視聴者が広告をクリックしたりアイテムを贈ったりすることで報酬を得られる仕組みになっているからです。
ココがポイント
そのためどれだけ魅力的なサイトや動画、ラジオなどを作れるかが重要になってきます。
また安定した収入を得るためには、自分が配信するものを継続的に見たり聴いたりしてもらう必要があります。
つまり自分のファンを増やすことが重要なのです。
すでに知名度のある人であればすぐに報酬を得られるでしょう。
しかし一般人の場合は視聴者に役立つ情報を発信したり頻繁に動画をアップしたりしてファンを作る努力をしなければなりません。
アイデアと行動力が勝敗を左右する
お金の稼ぎ方は多様化したため、学生でもサラリーマン以上のお金を稼ぐことが可能です。
しかし一般人の場合は常に新しいアイデアやセンスのあるアイデアが浮かぶ人でなければ成功するのは難しいです。
良いアイデアが浮かばなければ魅力的なサイトや動画を作れないため、ファンを増やせません。
そのため他の人のサイトや動画を見たり様々な経験をしたりして、良いアイデアが浮かぶように常にアンテナを張っておくことが大切です。
また新しい稼ぎ方に不安を覚える人もいるかもしれませんが、しっかり内容を調べた上で積極的に利用することをおすすめします。
行動しなければ失敗することはありませんが、成功することもありません。
まとめ
今の日本は商品そのものを売る時代から、商品そのものを売らなくても収入を得られる時代へと変化している途中です。
例えばストリーミングサービスが誕生したことから音楽そのものをお金に変えるのはハードルが高くなりましたが、逆に音楽に関連することを自分で発信してお金をもらうことは容易にできます。
音楽に全く関係のない情報を発信して報酬を得ることも可能です。
ポイント
一般人でもアイデア次第では、動画配信サービスやソーシャルネットワーキングサービスを利用するだけでご飯を食べていけるだけの報酬を得られる可能性もあります。
音楽そのものを売っても報酬が得られないのならば、その他の方法でお金を稼げば良いのです。
今はそれができる時代です。
新しい時代の流れに乗ってみましょう。
