ウェブサイトやブログ運営の2021年からの対策についてご紹介しています。
2020年はアルゴリズムアップデートを始め、サイトやブログ運営者に大きな影響を与えた年でもあります。
「2020年の主要情報」と「2021年の重要事項」のまとめ。
2020年に起こった主な傾向
- 2020年は3回のグーグルアルゴリズムアップデートがあった
- 多くの一般サイト・ブログ運営者が苦しみ、権威性のあるドメインの優遇が顕著になった
- コンテンツではなくドメインイズキングの時代になった
2021年の知っておくべき対策内容
- ドメインの権威性を高める対策が必要
- モバイルファーストを徹底する
- 検索意図を意識したキーワード設定とコンテンツ作成
- SNSからの流入は必須になっている
細かいアップデートなどはたくさんありますが、ざっとまとめると2020年にはこれらの傾向を感じました。

このページの目次
3回のグーグルアルゴリズムアップデート
まずはグーグルの公式アップデートに関する内容からお伝えします。
2020年は3回のグーグルアルゴリズムアップデートがありました。
- 1月14日
- 5月5日
- 12月4日
とりわけ5月のアップデートは一般ブロガーやホームページ運営者に大きな影響を与えたように思えます。

Twitterでもたくさんの苦戦の報告ツイートなどを見かけました。
※EATについては別ページに詳しく掲載していますので参照してみてください。
関連ページ→ EAT=専門性・権威・信頼性とSEO対策
そしてYMYLの関連性の高いジャンルは影響が大きかったように思えます。
やはり基本的に人生や生活・お金に関するジャンルは変動が多いですよね。
※YMYLについても別ページに詳しく掲載しています。
関連ページ→ YMYLとSEO対策について
もはや運営者情報のわからない良いコンテンツのサイトは以前のようにはいかなくなってしまいましたね。
2020年の印象として、すでにコンテンツズイズキングという時代ではなくなりました。
ポイント
コンテンツの情報の質ではなく、ドメインの権威性がさらに重要視されている様子でした。
いずれコンテンツを最重視される時代がくるかもしれないですが、2020年終わりの段階では「ドメイン」を最重視しているように思えました。
権威性のあるドメインが強すぎた?
「誰が運営しているの?」という部分で、権威性のあるドメインであればどんなコンテンツでも上位表示するようになりました。
2020年は権威性や知名度のある会社が、アップデートでアクセスをとれなくなった良いコンテンツのサイトを買収して、自社サブドメイン・ディレクトリドメインに掲載する手法がはやっていた様子。
しかし12月の3回目のアルゴリズムアップデートは前回(5月)のアップデートの調整のような傾向も少しだけあり、権威性ドメイン至上主義の緩和、一般ブロガーの再評価のような傾向だった様子。
基本的に年末にはアップデートをしない傾向にあったグーグルでしたが、アメリカ大統領選挙の関係もあり前回の5月から7か月も経過していたので年内に踏み切った模様かと。
ただ5月以前のようには戻らず、権威性ドメイン至上主義の傾向は続きそうです。

2021年以降のSEO対策はどうすれば良い?
2020年に掲載した内容にまあまあ一緒になってしまいますが、2021年からのサイトやブログ運営について対策すべき内容を掲載しました。
ちなみに昨年の傾向と対策は下記ページに掲載しています。
関連ページ→ 2020年のサイト・ブログ戦略についての考え方
ドメインの権威性を高める
SEO対策の土俵に上がるためのEAT対策は必須です。
良いコンテンツを作る前に運営者ドメインの権威性の向上や対策をしなくてはいけなく、全く無策では厳しくなってきました。
しっかりと運営サイト以外のでインターネット集客対策が必要ですね。
考え方の基本はドメインの権威性。

EAT対策は必須で、インターネット上できちんとサイト運営者対策を行っていく必要があります。
モバイルファーストを意識した運営
モバイルを対策していないサイトやブログのグーグル評価はやはり良くありません。
ポイント
ユーザーエクスペリエンス(UX)を意識したモバイル表示のサイトレイアウト・SXOを意識した対策はもちろん、グーグルが提唱するモバイルフレンドリーに対応している事。
ユーザーエクスペリエンス(UX)については別ページに詳しく掲載しています。
関連ページ→ ユーザーエクスペリエンス(UX)を意識したサイト運営
ホームページやブログがスマホでアクセスした際に、問題なく閲覧・使用出来ているか?と対策の有無が順位に大きく関わってきます。
※グーグルが公式でモバイル対応しているか?というツールなどで確認できます。
2018年にモバイルファーストインデックスの開始がグーグル公式より発表され、パソコン閲覧ではなくスマホで閲覧されたサイトやコンテンツが順位評価対象になりましたので、2021年は必須項目ですね。
検索意図に対するアンサーが明確なコンテンツ
SEO対策を行うのであれば、検索意図とキーワードをしっかり意識したページ作りとユーザーが満足するコンテンツの掲載は必須になってきました。
近年は各ページの検索意図に合わせたコンテンツが必要になりました。
特にキーワードによって必要なコンテンツを掲載する必要が出てきています。
テキストコンテンツ以外に、写真や動画などの映像コンテンツの掲載、イラスト図解なども必要な時があります。

検索キーワードが「FX ローソク足」であればきちんとイラスト図解でローソク足の説明が必要になります。
「太ももダイエット ビフォーアフター」ではきちんとビフォーアフターの写真掲載が必要になります。
「豚汁 里芋 レシピ」ではしっかりと画像や動画でレシピを掲載したほうがユーザー満足度は高くなります。
バーティカル検索でも検索結果で「フェイシャルエステ」ではお店が出てくるのに対し、「フェイシャルエステお手入れ」自分で行う小顔のお手入れ法が出てきます。
しっかり検索キーワードを考えて、ユーザーが「どんな情報を知りたいのか?」を考察して、コンテンツ設計を必要が今後もありますね。
サイト・ブログ作成前の設計でしっかりと対策しましょう。運営中であれば再構成をオススメします。
※サイト設計については詳しく別ページに掲載しています。
関連ページ→ 失敗しないウェブサイト設計のコツ
SNSからのアクセス流入
2020年版にも掲載いたしましたが、検索アルゴリズムの理解度が難しくなり、検索エンジンのみでの集客では不安定な時代になってきました。
またSNSからのアクセス流入は、アルゴリズムの順位変動に影響があると思われます。
多くの運営者はTwitterも運営しつつ、ページ更新時にツイートして誘導する手法を行っています。
しっかりとコツを押さえた上で、TwitterやInstagram FacebookなどのSNS流入、またYouTubeやtictokなどの動画コンテンツからの流入など複合的な収入経路を確保する人があります。
まとめ
2020年の主な傾向と2021年の対策事項をお伝えしました。
基本的に知名度の低い、固有名詞検索されないような一般人や会社サイトでは、検索エンジンのみの集客が難しくなってきました。
どんどんと権威性の高いドメインが優遇される、一般の個人や会社のサイト上はアクセス数が不安定になってきているように思います。
ポイント
運営者の知名度をネット上で高めていくか、知名度の高い人に運営者を委託したり協力してもらう体制にするかを考えましょう。
またモバイルファーストインデックスを意識しながらユーザニーズの高いコンテンツを掲載していく必要があります。
ブラックSEOを除いた運営者情報のない無名の一般サイトやブログの運営は難しくなってきましたが、EATを考えたSEO対策をしっかり行っていけばまだまだ大丈夫です。
※自信のない方はサイトやブログ運営や構築の土台をしっかりおさえておきましょう。
初心者の方はこちらから参照してください
初期環境が整っている方はこちら