キーワード選定とはブログやアフィリエイトサイトを作成してアクセスを集める方法の一つ。
SEO対策を行う上で「どんな検索ワード」で人を集めるのか?
という部分でキーワード選定が必要になってきます。
検索する言葉が人が知りたい情報を言語化したもの
検索ワード=人の心境です。
例えば検索するキーワードと人間の心境がこのように関わっています。
※検索ワード↓ | ※その人が心境・探している情報 |
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太ももダイエット | 太ももを細くする方法を探している |
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抜け毛ひどい | なぜ抜け毛が増えるのか?原因を探している |
ひぐまシャンプー評判 | ひぐまシャンプーを使っている人の感想を探している |
仮想通貨 初心者 | 仮想通貨の初心者向けのコンテンツを知りたい |
検索する人は悩みを解決した・情報を知りたくて検索します。
このような検索するキーワード(言葉)には人間の心理が見えかくれしているものです。
ジャンルやプログラムとマッチさせる
ブログやアフィリエイトサイトを作成する際にジャンルやプログラムを決定してメインキーワードの選定に入ります。
ジャンルやプログラムとマッチするキーワード選定が必要です。
ジャンルとプログラム選定についてはこちらにも掲載しています。
ココがポイント
「どんな検索ワードで上位表示したいか?=どんな言葉でアクセスしてほしいか?」
しっかりと下記を見極める必要があります。
ここが雑記ブログとの大きな違いの一つです。
雑記ブログの場合は、テーマなど関係なく
カテゴライズしながらさまざまなジャンルのキーワード&ブログ記事を展開していきます。
サイトを作る前からキーワードを決めてしまおう
しかしサイトアフィリエイトの場合は
特別な事情(運営者がインフルエンサーetc)などを除き
タイトルタグ(メインキーワード)を設定してそれからサイト構成を考えていくのです。
↓
広告プログラムとマッチしたキーワードを選定する
そうしなければアフィリエイト広告の売上は伸びません。
極端に言えばこういう事です
間違ったキーワード選定の例
ライザップの申し込み
↓
【自分のサイトのメインキーワード】
美肌スキンケア
↑これは全く違いますよね。
美肌スキンケアで集客した人にライザップをお勧めしても成約率は低いでしょう。
看護師転職サポート
↓
【自分のサイトのメインキーワード】
正看護師 勉強方法
↑こちらも同じ看護師の情報サイトですが
正看護師の免許を持っていない人に向けて転職サポートを紹介しても無意味です。
転職サポートは「有免許」の看護師が条件ですので。
※看護師のサイトの中で、学生時代の勉強情報を個別ページとして掲載するのはありですが
看護師転職サポートの広告プログラムを正看護師 勉強方法のメインキーワードには不向きです。
という所で扱う広告の種類やサイトテーマ・方向性を決める中でキーワード選定は先に行う必要があります。
検索エンジン・SEOアフィリエイトで使われるキーワードの種類
ではキーワード選定に入りますが、その前に検索キーワードには幾つかの分類がされています。
まずは基礎情報や分類について事前に知っておくとキーワード選定が行いやすくなります。
検索数との関係
主に月間検索数に関してビックキーワード・ミドルキーワード・スモールキーワードに分類されています。
ビックキーワード
単体キーワードとも呼ばれています。
月間検索数が多く、さまざまな意図がくみ取れるキーワード
ミドルキーワード
ビックキーワードよりは月間検索数の少なくキーワード
主に複合キーワード(ダブル・トリプル)が当てはまる事が多い
複合キーワードでも2語で構成されるもの
※トリプル複合キーワード
こちらは3語で構成されるもの
スモールキーワード
月間検索数の少ないキーワード
単体(1語)というものはなく
ほとんどが3語以上が組み合わさったキーワード。
ニッチキーワードやロングテールキーワードとも呼ばれる。
ちょっとずつ意味あいが違っているが
基本は月間検索数は少ないけど検索ニーズにばしっと当てはまるワード
ビックキーワード | ダイエット |
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ミドルキーワード | ダイエット 酵素ドリンク |
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スモールキーワード | ダイエット 酵素ドリンク 効果 ダイエット 酵素ドリンク 置き換え ダイエット 酵素ドリンク リバウンド |
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運営ブログやサイトのコンセプト(メリットとデメリット)
先ほどの検索数との関係に加え、ブログやアフィリエイトサイトには大きく2種類のサイト構成(キーワード選定)があります。
こちらもしっかり覚えておきましょう。
関連キーワード
これらは商品に関連するキーワードの事です。
しかし広告プログラムの名前や情報は含まず、あくまで「関連」する情報にとどまります。
例えば「ひぐま酵素ドリンク」という商品の場合
「ひぐま酵素ドリンク」をいう商品名を含まないキーワードになります。
ダイエットドリンク 効果
おすすめダイエット 方法
関連キーワードのメリット
商品名を含まないので、この広告プログラムが終了しても、他の広告プログラムを差し替えて紹介できます。
同じサイト内に幾つもの商品を掲載(アフィリエイト紹介)できるので比較して紹介することが出来ます。
関連キーワードのデメリット
ひぐま酵素ドリンクという存在を知らないため、紹介ページの中でひぐま酵素ドリンクという商品の説明を入れる必要がります。
商標キーワードと比べて若干、訪問数に対する成約数は落ちます。
商標キーワード
これらはメインキーワードに商品名を入れる場合
ひぐま酵素ドリンク 感想
ひぐま酵素ドリンク ダイエット効果
商標キーワードのメリット
基本的に商品そのものは知っている人が検索してくるため、基本情報の説明は不足。
ですのでコンテンツが作りやすいです。
また関連キーワードに比べて成約率は高く、アクセスさえ集まれば報酬が得やすいです。
そして上位表示が強豪の関連キーワードに比べてしやすいです。
(ただし知名度のある商品の場合は、大変な時もある)
商標キーワードのデメリット
基本的のその商品の広告プログラムが終了すると、報酬が発生しなくなる。
その時は、直接交渉して広告を紹介したら報酬を発生するようにするか、他の商品を無理やり紹介するかどっちかになる。
商品名キーワードのサイトを作るので、他の広告プログラムは紹介しにくい。
(比較して紹介する事もできますが、成約率は低くなり情報説明が入るので大変)
アフィリエイトとして、鉄板ジャンルの長期にある広告プログラムなら良いですが
流行りに左右されそう・一般的に無名なプログラムの場合は、広告プログラム終了というリスクを承知の上で行う。
売上とキーワードの考え方
今までとは違う視点からですが、キーワードには下記の分類をする事ができます。
集客キーワード
購入や申し込みまでの段階ではないが、関係する検索ニーズのあるキーワード。
収益の取れるキーワード
購買意欲が高く、検索するユーザーが購入・申し込みをしようか迷っているキーワード。
情報キーワード
商品や広告には全く関係はないが、同ジャンルの検索ニーズのある言葉です。
実際に検索キーワードを考えてみよう
キーワードと購入段階のレベルについて順序を立てて紹介します。
一般的にネットで何か商品購入・申し込みをするまでの心理状態と検索キーワードを以下に分類しています。
※これは個人的に分類しています。
1、まずは物事についての状況や情報を知りたいステージ
情報を知りたい層の人です。
例)抜け毛について調べる場合
「最近、抜け毛が多くなってきたー。なんでだろう?原因を調べてみるか?」
↓
抜け毛 原因
抜け毛 対策
抜け毛には育毛シャンプーを変えると良い。というサイトを発見。
※ここでは広告プログラムには関連が
少し薄い「抜け毛」「薄毛」などのキーワードが属します。
2、商品ジャンルを知りたいステージ
抜け毛について検索すると育毛シャンプーという存在が気になった。
「抜け毛には育毛シャンプーが良いみたい。育毛シャンプーについて詳しく調べてみよう」
↓
育毛シャンプー
育毛シャンプーおすすめ
育毛シャンプー比較
このステージでよく使われるキーワード
初心者
おすすめ
比較
ランキング
成分
評判
比較
人気
例えば育毛シャンプーをいろいろ調べてみたら
「ペンギンシャンプー」が気になるな。と何かのシャンプーに目をつける事と思います。
(ただこの時点で関連キーワードから選び購入する行動に出る方もたくさん)
※ここでは関連キーワードのサイト「育毛シャンプー+●●」という検索が多いです
3、商品の評判や効果を知りたいステージ
育毛シャンプーについて調べてみたらペンギンシャンプーが気になった。
「抜け毛にはペンギンシャンプーが良いみたい。もう少し調べてみたい。」
↓
ペンギンシャンプー 効果
ペンギンシャンプー 成分
ペンギンシャンプー 評判
ペンギンシャンプー 口コミ
このステージでよく使われるキーワード
口コミ
評判
手順
始め方
効果
効用
感想
レビュー
成分
先ほどの関連サイトでは購入せず
ペンギンシャンプーの詳しい商品情報が掲載されているページを見つけて調べます。
※ここでは商標キーワードのサイト「ペンギンシャンプー+●●」という検索が多いです。
また商品を知るのは、ネットだけではなく
テレビや雑誌などのメディアや実際に人に聞いた。など情報取得手段は幾つかあります。
そういう方は、先ほどの1,2番は飛び越えて、インターネットでは最初から商品情報を調べます
4、商品をどこで購入しようか?ステージ
ペンギンシャンプーの情報をいろいろしらべて調べてみると
「購入してみようかな」と思い、あとはどこで買うか?の検索です
↓
ペンギンシャンプー 通販
ペンギンシャンプー 最安値
ペンギンシャンプー 割引
ペンギンシャンプー 楽天
このステージでよく使われるキーワード
お試し
キャンペーン
初回
割引
激安
格安
購入
申し込み
見積もり
査定
料金
費用
金額
資料請求
体験
入会
参加
予約
通販
無料
ネット通販できる、安く買える所、公式サイトや楽天などのショップなどを探して購入します。
※ここでは商標キーワードのサイト「ペンギンシャンプー+●●」購入や金額に関する複合キーワードが多いです。
大まかにはこのような流れです。
集客キーワードと収益の取れるキーワードがこの工程に入っています。
例えば
「ブラックマヨネーズ小杉 薄毛」とか「IPS細胞 髪の毛生える?」とか
アフィリエイト広告プログラムに全く関係のないキーワードです。
(アドセンスワードには使えます)
順番が前後したり往復する場合も
もちろんこの順番通りには進まない事も。
例えばペンギンシャンプーについて口コミや評判まで調べた結果
「ペンギンシャンプーは辞めとこう」と思いまた2番に戻る。
商品情報は生活の中から調べているので、次はいきなり3番から調べます。
という事もあります。
必ず順番通りではないので、その点は理解したうえで考えましょう。
キーワードの探し方について
では実際にキーワードはどうやって探していくの?
よくある探し方としては下記の方法があります。
ランディングページから探す
もしメインの広告プログラムが決まっていれば
紹介する広告プログラムのウェブサイト(ランディングページ)から探す方法があります。
コツとしてはランディングページの上部に表示されているワード。
またよく使われるワードを抜き出すという事です。
ランディングページに出てくるワードは
いわば販売者(広告主)が購入者に向けたメッセージを掲載しています。
アフィリエイター目線は広告主と一緒です
ですので上手にキーワードをランディングページというのは制作者はほとんどがプロが制作しています。
そのプロが広告主の商品の「良さ」「おすすめポイント」を無視する事はありません。
きちんとランディングページにキーワードとしてちりばめて訪問ユーザーに訴えています。
そのキーワードを拾う事がとっても大事です。
一昔の量産系サイトの場合は、ランディングページのキーワードからブログやアフィリエイトサイトを作っていたほどです。
ライバルチェックから探す
キーワード選定の中から候補を見つけたら
そのキーワードで検索して1ページ(上位10サイト)のサイトをチェック
- タイトルタグ
- hタグなどの主要タグ
- サイト上部にあるキーワード
これらを収集して選定の材料にしましょう。
アクセス解析から探す
これは既にサイトが完成してある程度、アクセスが集まっている場合に限ります。
アクセス解析の実際に検索キーワードからヒントを得てさらにページを作成する際には、アクセス解析のキーワードを見ながら決めていくこともお勧めです。
現在はアナリティクスは見れないのでサーチコンソールからですね。
ツール系のキーワード探し
グーグル提供するツールを始め、さまざまなキーワード関係のツールやサービスが存在します。
自分で考えたり、目視で探す他にもツール系でのキーワードを探すこともできます。
ココがポイント
ただこれまでの経験上、ツールのみで探したキーワードだけでは厳しいです。
最終的には収集したキーワードをどう使うかは考える事が必要です。
収集のための参考として覚えておくと良いでしょう。
サジェストワードから拾う
サジェストワードにはキーワードがたくさん表示されます。
正直いってサジェストワードだけでは現在は網羅できないほどにコンテンツが大事になっています。
ただメインキーワードも含め、どんな関連キーワードがあるか?などの情報収集なども一つですね
ブログやサイトにおけるキーワード選定
それでは大事なキーワード選定。
メインのターゲットキーワードを見つけるために必要なことをお伝えします。
ターゲットとキーワードは深い関係
改めてサイトアフィリエイトの仕組みです。
↓
広告プログラムを紹介
↓
クリックして購入・申し込み
きちんと一連の流れがスムーズに進めていればOKです。
大事なのは広告プログラムと集客キーワードは離れすぎない事です。
検索キーワード=人間の考えている事
「誰」に「何を」伝えたいのか?を考えましょう
ペルソナ設定を行ってターゲットを明確にする事をお勧めします。
ペルソナ設定とは?
ペルソナ=顧客像のこと。
ウェブサイトの作成やキーワード選定を行う時に、「こういう人が検索する」という人のイメージを架空で考える事です。
キーワードの意図だけではなく、年代やライフスタイル、価値観や収入、職業なども架空設定します。
詳細に明確な顧客増をイメージする事によってユーザーの事を第一に考える設定が出来やすくなります。
キーワード選定の注意点
ここからはキーワード選定に関する注意点についてご紹介いたします。
メインキーワードは念入りに考える
当然ですが、他にサイトの真似をして決めちゃうとか、適当に考えて決めるよりもメインの広告プログラムや方向性なども考えてきめましょう。
基本的に一旦インデックスされたメインキーワードをコロコロ変える事はしない
お宝キーワードの考え方
ブラックSEO主体の時代にはよく聞く言葉です。
現在のホワイト主体の時代でも存在します
新しくサイトを作る訳ではなく個別ページ用の作成にお宝キーワードをいれながら作成していきます。
余裕があればリスティング広告にてクリック率チェック
もし資金に余裕があれば、リスティングのキーワード広告でテストするのは一つ。
ただ薬機法・健康増進法などは厳しく審査自体も結構難しいのが現状。
出来れば熟練者と相談した方がよい
当然ですが、相談しながら決めれればOKです。
レベルに関係なくアフィリエイトを知らない人に聞いてみてもOKですし熟練者に相談してもOK。
大事なのは他の人の意見も取り入れる事。
自信がない場合は自分だけで決めてしまわないようにしましょう。
最後に決定したキーワードでもう一度検索してみる
やはり決定したキーワードは自分で検索してチェックしましょう。
- ニーズはありそうか?
- ライバルは強そうか?
- アフィリエイトプログラムは複数ありそうか?
- プログラム・ジャンル選定とは、マッチしているか?
以上がキーワード選定における必要な情報です。
あとは行動あるのみ!