爆発的な人気の動画配信アプリTikTok(ティックトック)は収益化できるのか？
現在（2024年6月）のTikTok広告プログラムの現状と収益・ビジネス活用についてまとめました。
TikTokが人気の理由
- 短い縦型の動画が多くスマホ視聴しやすい
- 若い年代が中心（85％が24歳以下）
- 素人感の動画が多い
- 既存のSNSで最も盛り上がっている
- AIに力を入れている（動画のランダム表示により再生されやすい）
では実際に広告プログラムの現状とマネタイズについてご紹介していきます。
現在のTikTokの広告プログラム
結論＝特定の要件を満たすとTikTokで収入が発生します。（2024年6月現在）※公式発表のない項目は複数の情報元よりまとめていますので特に数値は参考値としてください。
| 収益の種類 | 報酬体系 | 条件 |
| 再生数 | 推定1視聴ごとに0.02円〜0.06円 | 18歳以上。 登録数1万人以上。 オリジナルコンテンツ投稿。 過去30日間の動画視聴数が10万回以上。 コミュニティガイドラインを遵守している。 1分以上の動画が対象。 |
| サブスクリプション | 登録者数に応じた報酬 全体の50〜70%がクリエイター収益 | 18歳以上。 LIVE配信権限がある。 合計配信時間が1時間以上かつ合計配信日数が2日以上。 |
| 投げ銭 | 約30〜50%TikTok側、残りが配信者 | LIVEギフト利用地域。 18 歳以上。 LIVE配信資格＝フォロワー1,000人以上 |
| TikTok Series（シリーズ） | 価格設定は自由。 受け取る収益で換金率は100％ | 18歳以上。 アカウント作成後30日以上が経過。 個人アカウント。 過去30日間に3本以上投稿。 過去30日間の視聴数1,000回以上。 オリジナルのコンテンツ投稿。 これまでに販売したプレミアムコンテンツへのリンクを提供している。 |
| TikTok Lite | お友達紹介で最大4,000円 | TikTok Liteアプリをダウンロード。 紹介された人が24時間以内に「報酬を受け取る」をタップ。 1デバイス1アカウントのみ対象。 事前にWi-Fiを切ってからダウンロード。 |
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このなかで特に注目するのは再生数に応じた広告収入＝Creator Rewards Programですね。
Creator Rewards Program（クリエイティブプログラム）に注目
2024年3月18日にクリエイティビティプログラムが改訂され、新たに「Creator Rewards Program」が導入されました。
Creator Rewards ProgramはYouTubeのような広告収入です。
クリエイターが自身のコンテンツから直接収益を得るためのもので、特定の条件を満たすクリエイターに開放されています。
このプログラムに参加すると、動画の再生数に応じて報酬を得ることが可能です。
現在の収益化条件
- 18歳以上であること
- フォロワーが1万人以上であること
- 過去30日間の動画視聴数が10万回以上であること
- オリジナルコンテンツを投稿していること
- 1分以上の動画を投稿していること
- Creator Rewards Programの対象国に居住していること
- コミュニティガイドラインと利用規約に違反していないこと
これらの条件を満たすことでTikTokの収益化プログラムに参加することができます。
やっぱりハードルはそこまで低くありません。
フォロワーさん1万人もありますが、30日で合計10万回視聴がハードルやや高めです。
月に20回投稿してもそれぞれ5,000回再生されるクオリティは必要。
報酬の計算式
Creator Rewards Program報酬体系の計算方法は主に4つの指標に焦点を当てています。
視聴者がそのアカウントの広告を見た時間に応じて報酬が決まり、クリエイターは公平に報酬を受け取ることができます。
参考
TikTok、進化したクリエイター向け収益化プログラム「Creator Rewards Program」を開始
1,動画のオリジナリティ
クリエイターが自身で作成したオリジナルな動画コンテンツを指します。
2,再生時間
動画が視聴された時間と視聴率を含みます。
新しい計算式で一時的な動画ではなく、視聴者にとって魅力的でわかりやすいコンテンツに報酬がより支払われます。
3,視聴者のエンゲージメント
いいねやコメント、シェアなどが含まれ、エンゲージメント率が高いほどコンテンツの価値を高めます。
4,検索価値
人気の検索ワードに基づいてコンテンツが評価されます。
検索トピックに関連するコンテンツはとても重要です。
質の高い動画はもちろんですが、エンゲージメントを高めるような構成や動画テーマなどジャンルやコンセプトが重要になってきます。
報酬の受け取り方法
Creator Rewords Programの報酬はクリエイターのPayPalアカウントに支払われます。
※報酬受け取りはPayPalアカウントに登録しなければいけません。
支払いは月単位で行われて一定の金額に達した時点で支払われます。
毎月1日に月間収益額ダッシュボードで1か月の報酬額を確認できます。
また支払いアカウントとオンボーディング（納税者情報の入力を含む場合）の設定完了が条件です。
その他のTikTokを使った収益化の方法
ここからはTikTokで対応している収益ではなく、TTikTokを「活用」したビジネスや収益の仕組み化についてまとめました。
もしCreator Rewords Programの参加条件をクリアできなく広告収入が得られない現況では、他のビジネス活用には以下の方法があります。
アフィリエイト広告
TikTokではフォロワーさんが1000人を超えると、プロフィール欄にURLを掲載できるようになります。
そこにアフィリエイトリンクも掲載できます。
アカウントのコンセプトに近い広告を探して掲載しておくことで収益が発生します。
一般的には成果報告型アフィリエイト（ユーザーがリンクをクリックして購入や申し込みが発生すると報酬が発生する）が主流です。
あまり露骨にURLに誘導する動画はTikTokアルゴリズムには不適切になり、伸びなくなってしまうので紹介の仕方は注意しましょう。
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他SNSへのアクセス誘導
TikTokはフォロワー1,000人になるとプロフィールにURLを掲載できます。
他媒体への誘導の種類
- 各SNS（X、Instagram、YouTube）
- ブログ・ウェブサイト
- サービスページ
- メルマガ登録
- LINE@アカウント登録
- YouTube広告への誘導
意外と誘導できる媒体はたくさんあります。まずは1,000人を目標にTikTokを頑張りましょう。
でも1,000人までフォロワーさんが増えなくても大丈夫です。
TikTokはアカウント開設しただけで「Instagram」「YouTube」「X」アカウントを公開設定できます。
アカウントを開設した状態で既にほかのSNSに誘導できる仕組みが作れます。
他のネット媒体やSNSに誘導する目的でTikTokを初めてみてはいかがでしょうか？
知名度をあげるための手段として始める
一つのアカウントを育てていけば、アクセス数も多くなり比例して知名度も上がります。
TikTokの独自アルゴリズムによって関心のある動画をアップすれば、爆発的な拡散が期待できます。
そして認知度・知名度が高くなるとビジネスチャンスは広がります。
企業やインフルエンサー・ビジネスマンからのオファーも考えられます。
広がるビジネスチャンス
- 紹介配信の報酬
- イベントに招待される
- スポンサーが見つける
- 固定報酬の依頼
- タイアップ企画
特に企業や店舗・個人活動している方などに注目されやすいと思います。
フォロワーさんが増えてくるとオファーが届くようになりますね。
TikTokで投稿した動画は他のSNSにも使える
そしてTikTok投稿のために作った動画は、他のSNSにもそのまま再編集なしで使えます。
意外と誘導できる媒体はたくさんあります。
ですのでTikTokで広告収入がない時期でも、同時並行で各SNSを育てることが出来ます。
TikTok以外に投稿できるSNS
Instagram- YouTubeショート
- Lemon8
- ピンタレスト
また、これら4つすべてに同時に投稿し、オンラインメディアを効果的に構成している！私もこの4つに同時投稿していて、効率的にネット媒体仕組化しています
TikTok収益化まとめ
TikTok(ティックトック)はYouTubeのような広告プログラムもあり将来性も高いです。
ただ黎明期よりライバルも多くなり現在はTikTokクリエイターも多いです。
ジャンル選びも大事になってきて、人の目に引く動画を作成しなければいけませんし競争は激化してきています。
動画制作のプロだけではなく初心者も多いですが、アイデア勝負にはなりそうです。
ただTikTokはまだまだ参入余地はありますので、TikTok市場の成長を期待してTikTok広告・ビジネス利益を得るのも一つですね。
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Wi-Fiよりもキャリア通信の方がエラーが起こりにくいです。
