お店や企業・個人で活動している方がインターネットから集客をしたい時は地域性を考える必要があります。
正直、ウェブサイトやSNSも含めて地域ワードを意識しない人はかなり損をしています。
もちろん検索エンジン最適化(SEO)にも大きく関わってきます。
通常のキーワ-ド選びに加えて「地域」を意識したキーワードを考えること。
地域ワードの基本はこの2種類
地域名+業種
例)渋谷+整骨院
地域名+目的・悩み
例)渋谷+腰痛 渋谷+肩こり
大きく分類してこの2種類から細分化していきます。
掲載する場所はホームページ内のタイトルタグやメタディスクリプション。
またページコンテンツ内にも含めていきます。
地域を限定する事でライバルが少なく購買意欲の高いキーワードで勝負できます。
見込み客獲得のネット集客の中で、最もコンバージョンの高い方法が検索エンジンからのキーワード集客です。
そして地域ワードの集客はグーグルマップにも表示されるようになっています。
今はグーグルマップ表示を無視できません。
↓
通常の場合よりも興味を引きやすい。
↓
地域キーワードで検索するとグーグルマップで表示される。
店舗や会社のネット集客はグーグルマップ集客が熱いんです。
グーグルマップについてはこちらに詳しく掲載しています。
⇒店舗集客とMEO(グーグルマップ)について
少ない労力で最大限の効果が期待できる地域集客とキーワードについて詳細をご説明します。
地域名キーワードの種類
一般的に地域名は、集客するエリアをキーワードにします。
考えられるエリアはこちらです。
地域名ワードの種類
- 都道府県
- 市町村
- 駅名
- 有名な建物
- 一般的に呼ばれる地域名もOK
ポイントとしては集客範囲を地名よりもしっかり地域No,1を目指す事を意識。
例
NG例)東京 美容院
OK例)渋谷道玄坂 美容院
「東京」と地名を入れても、あまりにも範囲が大きすぎてSEOで上位表示しないのでヒットしません。
しっかりと地元を意識する事を忘れずに。
市町村の他にも、有名な建物や愛称やよく使われる名称でもOKです。
例
例)渋谷ヒカリエ
例)名古屋駅前
例)札幌ドーム
例)ハチ公前
単純な都道府県市町村だけではないキーワードもライバルも少なく費用対効果の高い集客が可能です。
3語の複合キーワードの考え方
ここからは基本の2語キーワードにもう一つの言葉を加えた3語複合キーワードについてご紹介します。
2語の基本キーワード
地域名+業種
地域名+目的・悩み
3語の複合キーワード
地域名+業種+〇〇
地域名+目的・悩み+〇〇
もう一つキーワードを含めた3語の検索キーワードを対策します。
この3語対策がライバルに差をつけます。
店舗情報などを含めた地域ワード
まずは店舗名のほかに扱っているサービス名や商品名・型番など。
店舗・会社のサービス関連
- サービス名
- 商品名・商品型番
- 関連する情報
例
例)春日井 整骨院 肩こり
例)三軒茶屋 買取店 時計
これはメインになるもの、サブになるものに分類されます。
メインはトップページ。
サブは各個別ページにそれぞれ作成して行くスタイルになります。
コツとしては同じようなページが重複しないように分散して構築しましょう。
口コミや感想情報
実際に利用・購入したお客様から感想をいただいて掲載する。
口コミ情報をネットで見かけたら引用して掲載するのもOKです。
例
例)春日井 整骨院 口コミ
例)三軒茶屋 買取店 評判
店舗情報はサイト内のどこかに詳しく入れる
さまざまなキーワードを含みながら、コンテンツを作成していきます。
特にお店を探すときは、いろいろな角度から探します。
自分のニーズに合った店を探すときに、以下の情報を探す方も少なくありません。
店舗情報
- 駐車場の有無
- Wi-Fiが使えるか?
- 支払方法
- 座席数
- 禁煙、喫煙
- 営業時間
- 駅チカ
- 飲み放題
- 予算
- 予約
お店や企業のSNSを探すこともあります。
店名+SNSですね。
SNSアカウントの種類
- Twitter(ツイッター)
- Facebook(フェイスブック)
- Twitter(インスタグラム)
業種によっては店名+インスタグラムなど検索する場合があります。
主要SNSは押さえておきたいです。
季節ワード
意外と地域名+サービス+季節ワードの検索もニーズがあります。
季節ワードと地域名を含めた情報収集ですね。
該当時期はかなり検索数が増えます。
季節キーワードに関しては別ページで詳しくご紹介しています。
アクションを起こすキーワード
地域名+業種+アクション系の複合ワードでさらにアップします。
業種によってアクションの種類が変わりますので、しっかりニーズにあったワードを探しましょう。
主なアクションワード
- 下取り・買取
- 売却
- 購入
- 座席数
- 治療・診察
- 見積り・資料請求
- 相談
- 配達・デリバリー
- 修理
- 料金・金額・費用・価格
以下のロングテールワードを意識しつつコンテンツを作成する事が重要です。
単純な地名+業種だけではなくレベルの高いさまざまな角度から集客が可能になります。
地域ワードを考える時のポイント
ここからは地域集客について押さえておくポイントをご紹介します。
ライバル店舗より一歩先へ行く考え方として実践してみてください。
ユーザー心理を考える
地域名を含めたキーワードで検索する人は以下の目的があります。
ユーザー側の心境
- 近くでお店や企業を探している
- お店や企業の情報がほしい
- 利用した方の口コミや感想がほしい
まずはサービスや購入などを求める人は何を探しているのか?をきちんと把握することです。
ココがポイント
「求める内容=キーワード」になります。
注意点として同業者・業界内で使う専門用語よりは、一般の方が使う用語を想定しましょう。
検索ユーザーの視点で考える事が必要です。
音声検索を意識しましょう
地域名ワードはスマホ経由で検索される事が多いです。
そして音声認識が高くなってきて、音声入力で検索する人の割合が高くなっている傾向です。
ですので堅苦しい用語よりも、話し言葉での検索ニーズも意識しておいた方が良いでしょう。
まとめ
地域集客を意識したキーワードの探し方についてご紹介しました。
地域ワードの2種類の基本
- 地域名+業種
- 地域名+目的・悩み
そして基本の2種類に加えた3語複合キーワードを押さえましょう
3語の地域キーワード
- 店舗情報などを含めた地域ワード
- 口コミや感想情報
- 詳しい店舗情報
- SNSアカウント名
- 季節ワード
- アクションを起こすキーワード
そして地域名ワードは、スマホ検索が圧倒的に多く音声検索も意識しながらユーザー目線で考える事も必要です。
今はグーグルマップ(MEO対策)の視点からも、店舗・会社検索の精度もあがり使いやすくなっています。
⇒MEOとは?グーグルマップについての知っておきたい知識
ロングテール集客までしっかり対策すると効果も期待できますので対策しましょう。