
メタディスクリプションとは、検索結果でページタイトルの下に表示される70〜120文字程度の要約文のことです。
HTMLの<meta name="description">タグで設定し、検索ユーザーに「このページにはどんな情報があるのか」を端的に伝える役割があります。
Googleはメタディスクリプションを検索順位の直接的なランキング要素にはしていません。
しかし、検索結果でユーザーの目に最初に触れる文章であるため、クリック率(CTR)に大きく影響します。魅力的なメタディスクリプションが設定されたページは、順位が同じでもクリック数に差が出ます。
AIの導入でメタディスクリプションの概念にも変化が。
また2025年以降、GoogleのAI Overviewが検索結果の上部にAI生成の回答を表示するようになり、メタディスクリプションが情報源として引用されるケースも確認されています。
検索エンジン向けだけでなく、AIに正しく内容を理解してもらうためにも、具体的で正確な記述がこれまで以。上に重要になっています。

まずは以下の項目を踏まえて作成していきましょう。
現在のメタディスクリプション作成で知っておくべき項目
- 読んでほしい人のペルソナ設定をする
- 文字数は120文字、スマホでは50文字ほどが表示される
- ページごと必ず設定する
- ターゲットキーワードを入れる
- 本文のリード文章と連動する内容を意識する
- ページ内容の全てをメタディスクリプションに掲載しない
- 定期的にアクセス解析で確認・改善していく
- サービス提供の場合は集客対策を意識する
この記事では、メタディスクリプションの正しい書き方・最適な文字数・SEOとの関係性を解説します。
CTRを改善する8つのコツと、HTMLやWordPressでの具体的な設定方法まで、読んですぐ実践できる内容をまとめました。
メタディスクリプション作成の基本
基本はページ内容をしっかり伝える役割=メタディスクリプションという事を覚えておきましょう。
「このページはこんな内容が書かれています」ということを掲載していきます。

やはり出来るだけ詳しくユーザーに伝える必要、一人でも多くの人に伝える必要があります。
ですのでしっかりした文章を書く必要がありますよね。
読んでほしい人のペルソナ設定
記事コンテンツを読んでほしい人を意識、想像しながらメタディスクリプションを書くことをお勧めします。
ペルソナ設定をすると、対象になった人のクリック率は向上します。
タイトル設定も記事コンテンツも一緒ですが、メタディスクリプションも同じくペルソナ設定をお勧めします。
文字数はどのくらいが適切?
あまりメタディスクリプションの文章が長いと、検索結果の際に省略されてしまいます。
詳しく書くといっても長すぎるのはNG。
パソコンでは120文字ほど
一般的にはメタディスクリプションの文字数は100文字~120文字とも言われています。
パソコンでは約120文字ほどでその後の文章は省略される傾向にあります。
モバイルでは50文字ほど
スマホでは約50文字以上を超えると、その後は省略される傾向に。
スマホユーザーが主体の時代
今はスマホ検索が圧倒的に多いです。
約50文字を目処にキーワードを入れつつ、一旦内容が伝わるように完結することをお勧めします。
ただ検索結果に表示される文字数と、検索アルゴリズムで認識される文字数は違います。
その点も認識しておきましょう。
ページごとに設定しましょう
必ずページごとにメタディスクリプションを作りましょう。
特にやってはいけないのはメタディスクリプションを設定しないこと。
同じメタディスクリプション文章の使いまわしはNG
SEO対策の重複コンテンツになり、ユーザークリック率も下がります。
全ページ同じメタディスクリプションだと検索エンジンの評価は下がります。
面倒だからといって使い回しはダメです。
必ず各ページごとにメタディスクリプション文章を作ります。
そもそもページが検索エンジンにインデックスされていなければ、メタディスクリプションも表示されません。インデックスの確認方法については「インデックスの確認方法と対策まとめ」を参考にしてください。
メタディスクリプションとSEOとの関係性
昔からメタディスクリプションとSEO対策の関係はどうなのか?という部分で議論になってきました。
直接順位が変わる事はない
勘違いされる方もありますが、メタディスクリプションの内容が順位を変える要素はありません。
メタディスクリプションを変えたから順位が変わるとは思わないでください。
どちらかというと表示からのクリック率向上。
検索キーワードの対象基準を変える目的にために行います。
その上でご紹介します。
キーワードを入れる
検索アルゴリズムにヒットさせるため色々なキーワードを盛り込む対策をします。
タイトルと一緒でメタ文章の前半に一つは入れましょう。
キーワードを意識して含めていく
ページコンテンツ同様、様々なキーワードが検索した際の結果に引っかかります。
またユーザーが検索したキーワードが含まれていないとクリックに躊躇する場合もありますので、ユーザビリティの面でもオススメです。
実際に検索されるキーワードを意識するか否かの2つのバージョンをご紹介しましょう。
2つの例) 検索キーワード ドッグフード オススメ
ドッグフードをインターネットからいろいろ調べました。今はたくさん販売されていて、その中で良い印象のドッグフードを紹介しています。たくさんあるドッグフードの中でみんながいいなって思うものだけ集めたので気になる方は是非、覗いていってください。
愛犬に本当にオススメできるドッグフードを徹底追及しました。口コミや評判が良く安心して食べてもらえる無添加でグレインフリー、グルテンフリーの観点から、飼い主さんも安心して与えられるオススメできるドッグフードだけを厳選して比較しています。
例2の方をターゲットキーワードに対して関連ワードを意識して含めています。
さまざまな検索結果で表示されるのは関連キーワードの多い 例2)の方です。
メインのターゲットキーワードは2回入れる?
また一昔前の対策になりますがメインキーワードは2回入れるという対策がありました。
現在はキーワードの回数より自然な文脈を重視すべきですね。
検索アルゴリズムで表示文章が書き換えられている場合
以下の場合は検索結果スニペットに反映されない時があります。
- メタディスクリプションを設定していない
- 内容が短すぎる
- 内容が長すぎる
- テーマと合っていない
- 文章として成立していない
検索アルゴリズムで自動的に表示内容を変える場合がある事を覚えておきましょう。
「こっちの方が解りやすいんじゃない」とアルゴリズムが判断した結果です。
特にメタディスクリプションが検索されたキーワード用に作られていない場合は変わったりしている印象です。
メタディスクリプションのクリック率を高めるコツ
ここからはメタディスクリプションがユーザーにどう影響を与えるのか?
クリック率を高める対策、ユーザーに与える印象などについてまとめました。
本文のリード文章と連動する内容をおすすめ
本文のリード文(前置き、導入文)の内容と連動させる内容でメタディスクリプションを作る事をお勧め。
ポイント
メタディスクリプションの内容を読んでクリックしたユーザーに、内容の続きを本文の最初に組み込むと離脱率が減ります。
違和感なくメタディスクリプション→本文に移行させるイメージです。
メタディスクリプションの内容と本文が一致していないと、ユーザーは検索結果に戻ってしまいます。この行動はポゴスティッキングと呼ばれ、SEO評価にも影響します。詳しくは「SEO対策では重要なポゴスティッキング」で解説しています。
ページの内容の全てを掲載しない
基本的にメタディスクリプションに、すべてのアンサーを掲載する必要はないと思っています。
映画で言えばオチを書いてしまうこと一緒。- 映画で言えばあらすじ
- 書籍で言えば帯
告知やあらすじに「結末」を書いてしまうと、ユーザーは見る事を辞めてしまいます。

定期的にアクセス解析で確認
単純にCTRに影響します。
表示回数とクリック率は定期的にチェックしていきます。
クリック率が悪い場合は、メタディスクリプション内容を調整する必要があります。
定期的にチェックしよう
- 順位
- 表示回数
- クリック率
- どんな内容で表示されているか?
アルゴリズムで自動摘出されているか?の確認も含めてですね。
特に1ページ目に表示されるようなページはクリック数が変わりますのでオススメします。
クリック率と合わせて、直帰率もチェックしましょう。メタディスクリプションと本文の内容にギャップがあると直帰率が上がります。「直帰率と離脱率の違い知っていますか?」も参考にしてください。
サービス提供の場合は集客対策を意識
一般情報ではなくサービスや販売、申し込みや登録のページだった場合は、しっかり宣伝しましょう。
キャンペーンや数字で表せる内容の場合は掲載すると、クリック率が上がります。
またタイトルと一緒で地名を含めると検索結果数が増えることが多いです。

すぐ使えるメタディスクリプションのテンプレート・例文集
ここでは業種・用途別に使えるメタディスクリプションのテンプレートをご紹介します。
ブログ・解説記事向け
「とは」系(用語解説)
[キーワード]とは?[分野]における意味と[具体的なメリット/効果]を初心者向けにわかりやすく解説。[数字]つのポイントを押さえれば、今日から実践できます。
使用例:メタディスクリプションとは?SEOにおける意味とクリック率を高める効果を初心者向けにわかりやすく解説。8つのポイントを押さえれば、今日から実践できます。
「方法・やり方」系(ハウツー)
[キーワード]の[方法/やり方]を[数字]ステップで解説。[よくある悩み・課題]を解決する具体的な手順と、[上級者向けのコツ/注意点]もあわせて紹介します。
使用例:メタディスクリプションの書き方を5ステップで解説。何を書けばいいかわからない悩みを解決する具体的な手順と、CTRを上げるプロのコツもあわせて紹介します。
「比較・ランキング」系
[年度]年最新の[キーワード]おすすめ[数字]選を徹底比較。[比較軸1]・[比較軸2]・[比較軸3]の観点から、[ターゲット]に最適な[商品/サービス]が見つかります。
使用例:2026年最新のSEOプラグインおすすめ5選を徹底比較。機能・使いやすさ・価格の観点から、WordPress初心者に最適なプラグインが見つかります。
「まとめ」系
[キーワード]について知っておくべき[数字]つの知識を完全網羅。[具体的な内容A]から[具体的な内容B]まで、この記事を読めば[得られる成果]がわかります。
使用例:メタディスクリプションについて知っておくべき8つの知識を完全網羅。正しい文字数から検索結果での表示ルールまで、この記事を読めばCTR改善の全体像がわかります。
サービス・店舗ページ向け
地域密着型サービス
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EC・商品ページ向け
単品商品
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カテゴリ一覧
[カテゴリ名]の商品を[数字]点以上取り揃え。[価格帯]から選べて、[配送/特典情報]。[ブランド名]や[人気シリーズ]など[ターゲット]に人気のアイテムが見つかります。
求人・採用ページ向け
[会社名]の[職種名]求人情報。[給与/待遇の具体的な数字]、[勤務地]勤務。[会社の魅力/働き方の特徴]が特徴です。[応募条件の概要]の方を歓迎。詳細はこちら。
使用例:フルスペックのWebマーケター求人情報。月給30万円〜、名古屋駅徒歩5分勤務。リモートワーク週3日・フレックスタイム制が特徴です。SEO経験1年以上の方を歓迎。詳細はこちら。
テンプレート作成時の共通ルール
記事に掲載する際は、以下のポイントも一緒に載せると読者の役に立ちます。
- 先頭50文字に最重要キーワードとベネフィットを入れる — スマホでは50文字程度しか表示されないため、冒頭で核心を伝える
- 具体的な数字を1つ以上含める — 「5つのポイント」「500件の実績」「月額3万円〜」など、数字があるとクリック率が上がる
- 答えをすべて書かない — 「この記事を読めば〇〇がわかります」のように、続きを読みたくなる構成にする
- 120文字以内に収める — PCで全文表示される目安。ただし最も伝えたい情報は50文字以内に
メタディスクリプションの設定方法【HTML・WordPress】
メタディスクリプションの書き方がわかっても、正しく設定できなければ意味がありません。
ここではHTMLでの直接記述と、WordPressプラグインを使った設定方法をそれぞれ解説します。
HTMLで直接設定する方法
HTMLファイルの<head>タグ内に、以下のmetaタグを記述します。
<meta name="description" content="ここにメタディスクリプションの文章を入力します">
記述する際の注意点として、1ページにつきmetaタグは1つだけにしてください。
複数記述するとHTMLの構造として正しくなく、検索エンジンがどちらを採用すべきか判断できなくなります。
また、content属性の中にダブルクォーテーション(")を使いたい場合は、"と記述するか、シングルクォーテーションに置き換えましょう。
WordPressプラグインで設定する方法
WordPressの場合、HTMLを直接編集する必要はありません。
SEOプラグインを導入すれば、記事の編集画面から簡単にメタディスクリプションを設定できます。
SEO SIMPLE PACKの場合
国産プラグインで日本語対応が完璧なため、初心者にもおすすめです。
プラグインをインストール・有効化すると、記事編集画面の下部に「SEO SIMPLE PACK」の入力欄が表示されます。
「このページのディスクリプション」の欄にメタディスクリプションを入力して、記事を更新すれば設定完了です。
All in One SEOの場合
世界的に利用者が多いSEOプラグインです。
インストール後、記事編集画面の下部に「AIOSEO 設定」が表示されます。
「メタ説明」の欄に文章を入力してください。スニペットのプレビューで検索結果での見え方を確認できるのが便利です。
Yoast SEOの場合
こちらも海外で人気の高いプラグインです。
記事編集画面の下部に表示される「Yoast SEO」メタボックスで、「メタディスクリプション」の欄に入力します。緑・オレンジ・赤のランプで文字数の過不足を教えてくれる機能があります。
いずれのプラグインも、設定後は必ずプレビュー画面やソースコードで正しく反映されているか確認しましょう。
設定後の確認方法
メタディスクリプションを設定したら、正しく反映されているか以下の方法で確認できます。
ソースコードで確認する方法
対象ページをブラウザで開き、右クリックから「ページのソースを表示」を選択します。

Ctrl+F(Macの場合はCommand+F)で「description」と検索すると、<meta name="description" content="..."> の部分が見つかります。ここに入力した文章が表示されていれば正しく設定されています。
Chrome DevToolsで確認する方法
対象ページでF12キーを押してDevToolsを開き、Elementsタブで<head>タグ内を確認します。

meta[name="description"]で検索すれば素早く見つけられます。
Google Search Consoleで実際の表示を確認する方法
URL検査ツールに対象URLを入力して「公開URLをテスト」をクリックします。

HTMLの検証結果からメタディスクリプションの内容を確認でき、Googleが実際にどのように認識しているかがわかります。
検索結果での表示は反映までに数日〜数週間かかる場合があるため、設定直後に検索結果に出なくても焦らず待ちましょう。
【2025〜2026年最新】メタディスクリプションとAI検索の関係
2025年以降、メタディスクリプションを取り巻く環境は大きく変化しています。最も注目すべき変化は、GoogleのAI Overview(旧SGE)の本格導入です。
AI Overviewでは、検索結果の最上部にAIが生成した回答が表示されます。
この回答の情報源としてページが引用される際、メタディスクリプションの内容が参照されるケースが確認されています。
つまり、従来の検索順位とは別に「AIに引用されやすい記述」という新しい視点が重要になってきました。
AIに引用されやすいメタディスクリプションの特徴として、曖昧な表現を避けて具体的な事実や数字を含めること、質問に対する明確な回答を冒頭に置くこと、そして専門性が伝わる記述にすることが挙げられます。
AI自動生成するスニペットの精度
もう一つの変化として、GoogleがAIで自動生成するスニペットの精度が年々向上しています。
メタディスクリプションを設定していても、Googleが本文から自動抽出した文章に置き換えられるケースが増えました。
ただし、これは「設定しなくていい」という意味ではありません。手動で最適化したメタディスクリプションの方が、検索意図に合った訴求ができるため、CTR向上には引き続き有効です。
また、PC・スマホともに表示される文字数の差が縮まり、現在は60〜80文字程度が省略されずに表示される目安となっています。
以前の「PCは120文字、スマホは50文字」という基準から変化しているため、最重要な情報を70文字以内に収めることを意識しましょう。
まとめ メタディスクリプションは現在も設定しましょう
メタディスクリプションに関しては、最近の検索アルゴリズムは自動書き換えの頻度が増えました。
それでも表示される内容によってクリック率が変わります。
メタディスクリプションはページごとにしっかり設定しましょう。
クリック率を高める対策
- ペルソナ設定を意識した文章内容
- 文字数は120文字、スマホでは50文字ほどを意識する
- 離脱率を防ぐために本文のリード文と連動させる
- ページに書かれている内容をすべてメタディスクリプションに入れない
- サービス提供の場合は集客対策を意識した内容を含める
- 個別ページごとに設定する
またグーグル公式ページを一度は見ておきましょう。
検索アルゴリズムの進化で自動抽出の頻度は増えていますが、現時点では設定するメリットの方が大きいです。
やはり公式に書かれている内容は、本質であることを意識しましょう。
→検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する
最後に
メタディスクリプションとタイトル作成をセットにして最適化する事をお勧めします。
↓
タイトルタグの設定方法
