季節系キーワードとは、1年間の中で何かのイベントや行事があります。
その時期で爆発的に検索数が増えるキーワードの事です。
「イベント系」と「季節もの」などに大きく分類されます。
イベント系
「忘年会」=年末時期
「ハロウィン」=10月31日(最終週)
季節もの
「カニ通販」=年末、特に12月に爆発。
「母の日」=3~5月に急増。母の日前日くらいがピーク。
季節キーワードの特徴
特徴としては、イベントや季節が終わったら検索数が一気に少なくなる事。
1年間を通すと検索数の増減が激しいというところですね。
年間を通して季節系キーワードはこれだけ存在します。
1月 | 元旦 成人の日 新年会 福袋 |
2月 | 節分 バレンタインデー |
3月 | ひな祭り ホワイトデー 卒業式 春休み 卒業旅行 引っ越し 決算 送迎会 |
4月 | 入社式 新生活 歓迎会 花見 |
5月 | ゴールデンウイーク 母の日 |
6月 | 父の日 ジューンブライド |
7月 | 七夕 夏休み お中元 お歳暮 サマーセール |
8月 | お盆 夏祭り フェス 海水浴 |
9月 | 運動会 学園祭 秋行楽 |
10月 | ハロウィン 衣替え |
11月 | 七五三 ボジョレヌーボー お歳暮 |
12月 | ボーナス クリスマス 大晦日 忘年会 おせち カニ |
では季節キーワードの特徴やメリット、対策についてご紹介します。
季節系キーワードをサイトに取り入れるメリット
季節系キーワードを取り入れてページを作成する事で幾つかのメリットがあります。
その時期のトレンドキーワードの威力は凄いです。
まずはメリットを確認してみましょう。
季節トレンド時期に爆発的にアクセスが集まる
サービスや商品に関係ある季節キーワード
もし店舗や会社のサービス・商品に関して集客に使えそうな季節系キーワードがあれば、積極的にページを作成してください。
季節トレンド時期に上位表示出来れば、爆発的なアクセスが集まります。
想定外のキーワードでも集客できる
また季節系キーワードのアクセスが爆発する時期には、ユーザーはいろいろなニッチキーワードで検索されます。
メインキーワードだけではなくロングテールも対象になります。
きっちりコンテンツページを作ることで、自分が想像もしていないキーワードでアクセスがあったりします。
ドメイン(ウェブサイト)の評価が上がる
やはりアクセスが集まるページが多いと、比例してドメインの評価は上がる傾向にあります。
(※直帰率や離脱率、他ページのコンテンツ内容やリンク評価など総合的な部分に左右はされますが)
↓
対象時期になると特定のページにアクセスが爆発的に
↓
ドメイン(ウェブサイト)全体でのPVが増える
↓
検索エンジンからアクセスが集まっているため、ドメイン(ウェブサイト)の全体的なSEO評価が上がる
↓
その他のページも評価が上がって、さまざまな検索順位が底上げされていく
これは実店舗だけではなく、ブログやアフィリエイトサイトでも有効です。
マネタイズが、サービス申込や購入・問い合わせの他に広告の成果報酬でもクリック収入でも大丈夫です。
アクセスが集まりサイト全体のSEO対策にもなり、最終的には売上アップにつながっていきます。
短期の季節ワードの見つけ方
短期の急上昇キーワードはトレンドキーワードの考え方と一緒です。
季節に関するワードがTwitterなどのSNSで急上昇ワードとして広がっている場合です。
メディアや有名人、また何かのニュースなどが情報発信元の事が多いです。
- 有名人や著名人の発信(SNSやブログ)
- テレビ番組の内容
- ニュースや事件(グッドニュースやバッドニュースも含め)
短期ワードとしては、2,3日~数週間ほどが寿命と言われています。
ただこの期間は爆発的なアクセスが集まります。
スピード勝負
ただ瞬間的なアクセス数はけた違いですので、短期ワードを見つけてすぐにページが作れる環境の場合は、スピード勝負で作成して即アップです。
売上に直接つながるというよりは、サイトのアクセスアップ+SEO対策が主です。
中長期の季節キーワード
定番の季節キーワードを対象にした対策です。
必ずその時期になると検索数が増えるキーワードは存在します。
そのキーワードを想定してページを作成をしておけば、定期的にその季節が来た時にアクセスが取れます。
検索エンジンの時間差を想定する
コツとしては作成時期、メンテナンス時期を考えます。
5月の母の日をターゲットにした場合、1週間前にページが完成しても間に合いません。
なぜなら検索エンジンに上位表示させる期間が必要だからです。
新規ページ作成の場合
新規ページ作成の場合は、3か月~6か月ほど必要です。
やはり新規ページを作成してから上位表示するまでに早くても2~3か月かかります。
また狙う検索キーワードが強めの場合、3か月~6か月ほどの期間を想定して作成する事が重要です。
メンテナンスの場合
既にページが存在していて、メンテナンスする場合も1~2か月を見た方が良いでしょう。
サイトを本年度版にコンテンツ修正をした内容が、検索エンジンに反映されるまでに約1か月~2か月ほどのタイムラグがあります。
どちらにしても検索エンジンに評価されて上位表示する時期。
季節やイベントのアクセスが増え始める時期~少し前に合わせるのがコツです。
トレンドキーワードを探すツール
頭で連想するキーワードのほかに、世間ではどういうキーワードで検索されるかを調べると良いでしょう。
自分では考え付かない季節キーワードを探すことが出来ます。
短期のキーワードツール
短期でキーワードを探す際には、リアルタイムで検索されたり話題になっている言葉を探せるツールがオススメです。
ヤフーリアルタイム検索
TwitterとFacebookの投稿の中から、集計してリアルタイムで更新されているランキングです。
⇒ヤフーリアルタイム検索
cotoha
こちらもグーグルトレンドとツイッター、dメニューの急上昇ワードから表示されます。
⇒cotoha.com
はてなキーワード
はてなの注目ワードとして注目キーワードや新着、更新順などのワードを探せます。
⇒はてなキーワード
中長期のキーワードツール
中長期に関しては季節ごとのイベントやトレンドを探せるツールがオススメです。
Yahoo販促カレンダー
ヤフーで公開されている1年間の販促カレンダーです。
⇒Yahoo販促カレンダー
Googleトレンド
こちらはグーグルで検索されている量を集計したものです。
⇒Googleトレンド
季節系キーワードで上位表示をキープするコツ
Googleの検索エンジン対策として上位表示をキープさせるためコツがあります。
基本的に検索アルゴリズムを考えると以下の対策を考える必要があります。
- 検索結果からクリック率を上げるタイトル&メタディスクリプション作成
- ページコンテンツの直帰率を下げる対策
- ページ離脱から再検索させないための対策
ユーザー二―ズを満たすコンテンツは当然ですが、クリック率を上げる対策や離脱させないための方法などが上位表示をキープする分岐点になります。
またこちらの内容も重要です。
ロングテールを考えて行う
季節系キーワードのページはさまざまなキーワードを網羅しながらロングテールを拾うように作成する。
内部誘導をしっかり対策する
そしてコツとしては内部リンクを上手に扱い、季節系キーワードのページから重要ページへの導線を作る。
まとめ 季節キーワード
季節系のトレンドキーワードは、対象時期になると爆発的なアクセスが見込めます。
アクセスを集める事によってさまざまな効果が見込めます。
季節キーワードの基本
- 季節トレンド時期に爆発的にアクセスが集まる
- 想定外のキーワードでも集客できる
- ドメイン(ウェブサイト)の評価が上がる
- 短期と中長期の季節キーワードがある
- 検索エンジンの時間差を想定してページを作る
- トレンドキーワードを探すツールを活用する
季節キーワードの上表示のコツ
- 検索結果からクリック率上げるタイトル&メタ作成
- ページコンテンツの直帰率を下げる対策をする
- ページ離脱から再検索させないための対策する
サービスや商品に関連する場合、季節系キーワードは取り入れた方が良いです。
広告やブログでも有効です。
どんなジャンルにも関わらず季節に関係するワードがありますので、取り組んで見て下さい。
キーワードに関してはこちらのページも重要です。
地域キーワード+季節キーワードでさらにロングテール対策ができます。