【注目アップデート】NotebookLMでスライド編集&PPTX出力が可能に!画像化問題を解決する裏技も大公開

2026年2月にGoogleの生成AIツール「NotebookLM」が資料作成において劇的な進化を遂げました。

これまで「生成されたスライドが画像PDFで出力されるため編集が難しい」という大きな壁がありました。

しかし、今回の最新アップデートで「プロンプトによるスライドの個別編集」と「PPTX(PowerPoint)形式でのダウンロード」がついに可能になりました。

ここでは新機能の魅力と、「出力ファイルが画像になってしまい文字編集ができない」という現状の最大の弱点を、GeminiとGAS(Google Apps Script)を使って完全に克服する裏技をご紹介します。

新機能1:NotebookLMのプロンプトによる「差分スライド編集」

各スライドの下部に表示される「変更」ボタン(鉛筆アイコン)から、ページ単位でAIに修正指示を出せるようになりました

例えば、以下のような指示が可能です。

  • 文字の追加・変更・削除など
  • レイアウト調整:
  • デザイン変更:

NotebookLMで生成したスライドをがあって、

右上に「変更」と表示されていたら可能です。※ただ2026年2月23日現在では有料版のみかも。

NotebookLMで文字の変更・追加・削除

AIで生成された文字や文章も、完成後に変更可能です。

例えば文字変更で2つ目の「自社ショップという言葉をネットショップに変更して」と指示すると

自社ショップという言葉をが「自社ネットショップ」という言葉に変更することが出来ました。

NotebookLMでレイアウトを変更する

またAI生成後に画像や文章のレイアウトも変更できます。

「時計と1週間のスケジュール表の位置を逆にしてほしい」と指示を出すと

2つの画像の立ち位置がAIで逆にしてくれるようになりました。

NotebookLMでデザイン変更する

さらに新機能ではAI生成後にデザインの変更も出来ます。

食事の写真をハンバーグ定食に変えてほしい。また喫煙所に関する内容は全て削除してほしいと指示を出すと

魚はハンバーグに変更されて、さらに喫煙所に関する情報も全てAIで削除してくれました

新しい機能の注目点は「変えてほしい部分だけを再生成してくれる」点です。

従来のように全体を最初から作り直す必要がなく、修正したいページだけをピンポイントで編集できるため、手戻りを大幅に減らすことができます。

今まではプロンプトを作りこまなければ、一発で使えるスライドが出来なかったのですが、

これでNotebookLMのスライドAI生成が本当に仕事で使えるようになりましたね。

新機能2:NotebookLMからPPTX(PowerPoint)でのダウンロード

NotebookLMのもう一つ重要な新機能として編集したスライドは、待望のPPTX形式でダウンロードできるようになりました

これをGoogleドライブにアップロードすれば、自動でGoogleスライド形式に変換して利用することも可能です。

方法は簡単で右上の「・・・」からパワーポイント(.pptx)を選択するだけ。

するとPowerPointで開けるようになります。

とここまではいいんですが、今回のアップデートでも課題が残ります。

現状の大きな課題:文字が直接編集できない

非常に便利なアップデートですが、実務で使う上で1つ大きな制約があります。

それは、出力されるPPTXファイルは「各ページが1枚の画像として貼り付けられた形式」になっているということです。

そのため、ダウンロードしたあとにテキストボックス内の文字を打ち換えたり、フォントを変更したりといった、オブジェクト単位での直接編集ができません。

AI生成ではなくて、自分で修正したい時もありますよね。

解決策:Gemini+GASで「文字」と「背景」を分離する裏技

「画像化されてしまうなら、AIの力で文字だけをテキストボックスとして再配置すればいい!」 ということで、元のデザインを保ちながら、Googleスライド上でテキスト編集可能な状態にする実用的な6つのステップをご紹介します。

【準備】準備として文字入りの生成されたスライドをPPTXファイル形式でダウンロードしておきます。

【ステップ1】文字を消した「画像のみスライド」を作る

NotebookLMの変更機能(プロンプト)を使い

「このスライドから文字だけを完全に消し、背景画像は一切変更せずに画像だけを忠実に残してください」と指示を出し、背景だけのスライドを生成します。

これは全部のページに同じ指示文を入れていき、生成します。

生成された時点で文字が消えていない部分があったら、再度指示文を入れてもう一度生成しましょう。

【ステップ2&3】PPTXでダウンロードしてGoogleスライド化

背景だけのスライドをPPTXでダウンロードし、Googleドライブにアップロードして「Googleスライドとして保存」します。

これで「背景画像」の準備が完了です。※きちんとグーグルスライドで保存しましょう。

【ステップ4】元の文字入りスライドをPDFで保存

文字情報を抽出するための原本として、文字が入った状態の元のスライドをPDF形式でダウンロードしておきます。

【ステップ5】GeminiでPDFを解析し、GASコードを生成する

ステップ4のPDFをGemini(プロモデルなどのカスタムジェム)に読み込ませます。

プロンプトはざっと説明するとこんな感じです。

「PDF内の文字位置(絶対座標)をGoogleスライド標準キャンバス960×540に合わせてJSON化し、それを配置するためのGASコードを生成して」と指示し、各文字の座標(x,y、幅、高さ、フォント情報など)を抽出した実行用コードを出力させます。

ざっくり説明すると上のやつなんですが、実際は結構長いプロンプトになってます。

※このGemですが私が作ったプロンプトがあります。何か配布条件など考えましたが取り急ぎ掲載します。今後どこかで非公開にするかお渡し条件を付ける可能性がありますので使いたい方はお早めに。

# 依頼:PDFレイアウトの解析とGoogleスライド用GASコードの完全生成

添付のPDFファイルを解析し、その視覚的レイアウトをGoogleスライド(標準 16:9 サイズ)上に再現するためのGoogle Apps Script(GAS)を生成してください。絶対事項として**文字内容とフォントスタイルの再現**です
設計原則: **「データ(JSON)とロジック(GAS)の完全分離」**を徹底する。
ハードコーディングの禁止: コード内に直接テキストや数値を書かず、先頭に配置した slideData(JSON)から全て読み込む

## 1. 解析要件(抽出データ)
PDF内の各テキスト要素について、以下のデータを正確に特定してください:
- **Content**: テキスト内容(改行を含む場合は適切に処理)
- **Absolute Geometry**: PDF上の座標を、Googleスライドのキャンバスサイズ「幅960pt × 高さ540pt」に正規化した数値(x, y, width, height)
- **Typography**: 
    - フォントサイズ(pt単位)
    - フォントの太さ(Bold判定)
    - テキストの配置(Left / Center / Right)

## 2. 座標変換のロジック
- PDFの左上を原点 (0, 0) としてください。
- PDFの元サイズ(A4やレターサイズ等)から、スライドサイズ(960x540)へのスケーリング比率を計算し、すべての座標に適用してください。
- テキストボックスがスライドからはみ出さないよう、マージンを考慮して調整してください。

## 3. GASコードの実装仕様
- **関数名**: `reconstructLayoutFromPDF`
- **処理フロー**:
    1. `SlidesApp.getActivePresentation()` で実行中のスライドを取得。
    2. `appendSlide()` または既存の1枚目のスライドを使用。
    3. `const layoutData = [...]` という定数に、抽出した全要素のJSON配列を格納。
    4. 配列を `forEach` で回し、`insertTextBox(text, x, y, width, height)` で配置。
    5. 各要素に対し、`.getText().getTextStyle()` を用いて `setFontSize()` や `setBold()` を適用。

## 4. 出力形式
- 最初に、解析した要素の数と、座標変換に用いた倍率(スケール)を説明してください。
- その後、そのままコピー&ペーストで動作する完全なGASコードを出力してください。

# 制約事項
- 画像データが含まれる場合は、その位置に「[Image Placeholder]」というテキストボックスを配置してください。
- 座標が重なる場合は、z-order(重なり順)を考慮してコードを記述してください。

そしてGASコードを出力。コピーします。

【ステップ6】GASを実行してテキストボックスを自動配置

ステップ3で作った背景画像のみのGoogleスライドを開き、「拡張機能」>「Apps Script」を開きます。

開いたら、すでに掲載されているfunction~は削除します。

そこにGeminiが生成したコードを貼り付けて

ペーストしたら保存。

run Text Reprodutionを選択してから実行。

初回だけ承認を求められるので承認を確認、続行して進めます。

エラーがなく実行完了すればOK。エラーが出てきたら再実行しましょう。

そしてグーグルスライドを見ると、文章が選択できる状態になって挿入されています。

※ただ文字の場所、大きさ、色などはさずがに同じようにはならないので、自分で調整してください。

ずれている位置や改行を手動で微調整すれば完成です。

自動配置で完璧に再現できないケースもありますが、1から文字をすべて打ち直すよりも圧倒的に手間を削減できますよね。

最後に NotebookLMは使うべき

現時点(執筆時点)では、この機能はGoogle Workspaceの一部プラン(GoogleAI Pro/Ultra)から展開されており、無料アカウントへも順次展開予定みたいです。。

将来的にテキストや画像を直接オブジェクトとして操作できる機能や、インフォグラフィックの編集対応などが実装されれば、NotebookLMだけで資料作成がほぼ完結するようになるはずです。

きっとどこかで編集が可能になるとは思いますが、現時点ではこの方法が早いです。

まずは今回の新機能と裏技のワークフローを取り入れて、圧倒的スピードで綺麗なスライド資料を作成してみましょう

具体的な指示や試行錯誤が成功の鍵です。ぜひご自身の環境で試してみてください。

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  • この記事を書いた人

miyatake

ウォーカーネット運営責任者。株式会社フルスペック代表取締役。2012年WEB集客・広告業で起業。複数メディアサイト運営&ウェブマーケティング&ネット集客の受注・コンサルティングを行う。愛犬家。現在は福祉系企業マーケ担当スタッフも兼務。