隠しテキストや隠しリンクとはサイトやページ作成の際にテキスト(文字)やリンクをユーザーに見えない設定で入力していくことです。
ページコンテンツのテキストやリンクについて、完全に悪質なスパムと言われる行為です。
2000年前半から2000年後半ぐらいまでは、評価されることもありましたが、最近は当然通用しなくなっています。
→Google公式 隠しテキストと隠しリンクについて
やってはいけない隠しテキスト・隠しリンクの内容
- テキストの大きさや背景色でユーザーに見えなくする
- CSSを悪用したコンテンツ作り
- アンカーテキストの文字を小さくしたリンク隠し
これらの隠し行為が多い様子です。
では隠しテキスト・隠しリンクとSEOについて詳しく見ていきましょう。
隠しテキストやリンクの手法
ここでは主な隠しテキストやリンクの手法についてご紹介いたします。
現在は著しくページの評価が下がるためお勧めはいたしません。
文字色の操作
バックグラウンドの背景の色と文字フォントの色を全く同じにします。
そうするとユーザーには見えないけど検索エンジンには認識される仕組みです。
キーワードを散りばめたワード出現率の操作や、SEO対策を意識したテキスト分量の操作などが目的とされます。
フォントサイズの操作
文字フォントのサイズを人の目では分からないぐらいの小ささで設定します。
ページを閲覧した際にユーザーには分からないが検索エンジンは認識する仕組みです。
画像でテキストを隠す操作
CSSでテキストの上に画像を掲載する設定にしたりします。
画像とは全く関係のないキーワードを埋め込んだりすることが多いです。
アンカーテキストの操作
内部リンクや外部リンクのアンカーテキストを過度なSEO対策のために操作したり、リンクタグを人の目に見えないくらいの小さな設定する方法です。
しっかりとアンカーテキストは考えましょう。
アンカーテキストの基本はこちらに掲載
当然、検索エンジンスパムです。
他にもフレーム操作でユーザーには見えない位置にテキストを配置したり、CSSで画面の外にテキストを埋め込んだりする手法もありました。
内的SEO対策におけるペナルティ
隠しテキストや隠しリンクは検索エンジンスパムです。
検索エンジンに発覚するとページだけではなくサイト全体の著しい順位の下降。
重度の場合は、インデックス削除され全く検索されない状態になります。
インデックス確認方法はこちら
スパムはNG
最近の検索アルゴリズムは隠しテキストや隠しリンクを見極めます。
安易なスパムを要しないように注意しましょう。
また故意ではないが、サイトテンプレートやコンテンツを作成する際に誤って隠しテキストやリンクになってしまう場合も気をつけてください。
Hタグは気をつけよう
WordPressのテンプレート(テーマ)などでは、構造上 H 1タグが隠れてしまうケースもあります。
特に初めて使うテーマの場合は H タグの見え方を確認してから使いましょう。
タブの切り替えの影響
コンテンツの見せ方としてタブを切り替えるパターンがあります。
一見ユーザーには分からないようにしていますが、悪意のある仕掛けではない場合は、あまり気にしすぎなく構築しても大丈夫のようです。
まとめ 隠しテキストを隠しリンクはやめよう
現在の検索アルゴリズムでは隠しリンクとテキストは見つかってしまいます。
単純なコンテンツのキーワード調整では順位が変動することも少なくなりました。
逆に意図的な過度なSEO対策は逆に順位を下げてしまうことも多いです。
テキストもリンクも一緒です。
ページの順位を上げるためにはスパム行為ではなく、ユーザーファーストを考えながらSEO対策を意識したコンテンツと構成をしっかり構築することが近道と言えます 。
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