【初心者向け】Claude Coworkスキル(SKILL.md)は絶対に使うべき!徹底解説

ClaudeのCowork機能を使えばAIに「決まった手順で仕事を片付けさせる」ことが簡単にできます。

デスクトップ上のファイル操作からスライド自動生成、YouTube動画からの記事化とスクリーンショット取得まで、非エンジニアでも扱えるワークフローをプラグイン(スキル)として作り、実行、共有できます。

それにはスキル(SKILL.)がカギになります。

ここではClaude Coworkスキルについて実例と手順、運用上のポイントをわかりやすくまとめます。

先に理解しておきたいプロジェクトvsスキルの違い

まずここが肝心です。Claudeには「プロジェクト」と「スキル」という二つのカスタマイズ手段がありますが、性格がかなり違います。

プロジェクト⇒文脈(コンテキスト)を大量に保持して長期的に利用するワークスペース。いわば「知識基盤」。

プロジェクトは文脈を保って深い推論ができる一方、呼び出しのたびに手動切り替えが必要になりがちです。

ドキュメントやルール、前提知識などを突っ込んでコンテキストエンジニアリング的に使うのに向いています。

スキル⇒特定のタスクを実行するための振る舞いモジュール。プロンプトから何度でも呼び出せる「実行パーツ」であり、複数回重ねて呼ぶことで連続的・自動的な処理を行いやすいです。

スキルの強みは「呼び出しやすさ」と「連鎖可能性」。

プロンプトで簡単に呼べるので、一連の作業(検索→要約→文章生成→図解→ダウンロード)を複数のスキルでつなげて自動化できます。

簡単に言うと

プロジェクトは「文系」的に広い文脈や知識を蓄えるための土台。

スキルは「理系」的に具体的な処理を実行するモジュールです。

どちらが良いかは用途次第ですが、AIエージェント的に自律動作させたいならスキルの方が向いています。

主にこんなことが出来ます

  • 社内向けセミナー資料やワークショップ資料の迅速な生成。
  • 乱雑なプロジェクトフォルダの定期的な整理。
  • 動画コンテンツを複数メディアに派生させるワークフロー(記事化、SNS用素材作成など)。
  • Excel操作やウェブ制作、インフォグラフィック作成などの定型化できる作業

もしClaude Coworkをまだ設定していなかったら先にこのページを参照してください。

Claude Coworkの初心者向けの使い方&初期設定

簡単なスキル(skill)作成の手順

Claudeのデスクトップアプリを開き、Coworkタブを選択する。

左上の「カスタマイズ」→「個人用プラグイン」へ移動。

プラグイン作成を促すために簡単な命令を投げる(例:「help me create new Cowork plugin」または日本語で「新しいCoworkプラグインを作成してください」)。

プラグイン生成プロンプトが自動で質問を投げてくるので回答する(対象ファイル、実行方法、出力先など)。

その後、いくつかのClaudeから質問をされるので自分のニーズに答えていくと、スキルの作成に入ります。

自動で生成を進めテストもしてくれます。人間はただ待つだけ。

そして生成されたスキルをテスト実行し、動作を確認します。

改善点が見つかれば返信窓から伝えます。

また必要があれば「カスタマイズ」からスキルの中身(.mdファイル)を開いて調整。編集はテキストエディタを使うと楽です。

問題がなければスキルをパッケージ化します。

そしてパッケージ化が完了したら

右上の「自分のスキルをコピー」をクリック

そして管理を開くと

マイスキルに先ほど作成したスキルが含まれていて、今後使えるようになります。

ダウンロードすると他人にも渡せるようになりますし、編集で修正したり、チャットで試したりすることも可能です。

スキルはプラグインの中の1ファイル群として保存されます。

フォルダで表示するとローカルにある該当ファイルを直接編集可能になります。

また直接手入力で細かく触るよりも、Cowork上で追加指示を送りAIにアップデートさせる方が安全で簡単です。

Claude Coworkで出来る注目のスキル

Claude Coworkのスキルは想像以上に様々な場面で作れますが、その一部をご紹介します。

フォーマット固定のスライド自動生成スキル

「指定のトンマナ・フォント・カラー・レイアウトで毎回同じデザインのスライドを作る」スキルです。

使い方はシンプルで、スラッシュコマンドを入力して要件(対象者・タイトル・ページ数など)を答えるだけ。

結果はPowerPointファイルとしてデスクトップに出力されます。

ポイント

  • 事前にテンプレート(ロゴ位置、カラーコード、見出し下のバーなど)を定義しておくこと。
  • 若干レイアウトがずれることがあるので、最終微調整は手動で行う。
  • デスクトップアプリだからこそPowerPointファイルとして直接保存できる。

キャンバスデザイン(ロゴやシンプルなデザイン生成)

「キャンバスデザイン」スキルをオンにして、プロンプトで「ロゴ風のデザインを作って」と頼むだけで、スキルが適したテンプレートを選んで生成を試みます。

多くの場合、プロンプトは厳密に書かなくてもスキルが柔軟に解釈して動いてくれます。

ただし既存スキルは汎用性重視でやや平凡な出力になりがち。プロンプトを考えていく必要はありそうです。

デスクトップのぐちゃぐちゃフォルダを自動整理するスキル

指定したフォルダ内のファイルを分析し、カテゴリごとにフォルダを作成、ファイルをリネームして振り分けるスキルです。

たとえば営業資料、請求書、ロゴ、開発ファイル…といった具合に自動で分類してくれます。

ポイント

  • 分類ルール(フォルダ名、番号プレフィックス、ファイルの処理ルール)をスキルに落とし込んでおく。
  • 実行前に対象フォルダを指定しておくと出力先が分かりやすい(デフォルト場所に放り込まれると探す手間が生じる)。

権限を与えることでデスクトップ上のファイル操作が行えるようになります。

ブログの自動生成+共感的な文章化

ブログを書くスキルは、記事を生成する本体と「文章のトーンを柔らかくする」ための別スキルに分けておくのが効果的です。

たとえば次の二段階

  • AIが事実ベースで記事を生成するスキル(情報検索や要約を含む)
  • 生成した記事を共感的で読みやすい文体に整える「エンパセティックナラティブライト」スキル

最初の生成結果はやや硬いことが多いので、後段のスキルで「挨拶を入れる」「想像的な結びを付ける」「読みやすく揺らぎを入れる」などを自動で行わせると、一気に人間らしい文章になります。

YouTube動画→記事+X投稿生成スキル

YouTube動画のリンクを渡すだけで動画の文字起こしを取得し、ブログ記事の草稿を作成。そしてX(旧Twitter)用の投稿文を生成するスキルです。

ポイント

  • 自動取得した文字起こしは精度にばらつきがあるため、記事化後に校正が必要。
  • 自身のコンテンツであれば著作権問題は少ないが、他者コンテンツの扱いは倫理・法的に注意する。

セクション別SVG図解ジェネレーター

ブログのセクションごとに自動で図解を作るスキルを用意しておくと、記事に合わせた図が即座に生成されます。

出力はセクションのタイトルや要点を受け取って図を自動構成します。

さらに別スキルで「SVG→PNG変換+ダウンロードボタン付与」を追加すれば、一括ダウンロードや個別ダウンロードが可能になります。

こうして一連のスキルをチェインさせれば、記事を書いて図を生成し、スライドに組み込んでダウンロードするまでが自動化されます。

Claude Coworkの運用上の注意とコツ

自動化のレベルが高ければ、同時に注意すべき点も存在します。

デスクトップアプリ限定の機能があるため、必ずデスクトップ版で動かすこと(ファイル操作やブラウザ制御のため)。

ファイル操作権限を与える必要がある。権限管理は慎重に。

初回は小さなテストフォルダで試す。大事なデータは事前にバックアップ。

出力物(スライドや記事)は自動生成後に必ず人の確認を挟む。特に表現やレイアウト、画像のズレ。

再現性を高めたいときはテンプレートを厳密に定義し、画像や時間幅などの許容値をスキル側で明示する。

まとめ

Claude Coworkのスキル(プラグイン)は、「AIにルール化された作業をそのまま任せる」ための強力な手段です。

デスクトップ操作やブラウザ自動化ができる点が最大の利点で、スライド生成・フォルダ整理・動画の2次活用といった現実的な業務改善にすぐ使えます。

最初は小さなワークフローから始め、動作確認と微調整を繰り返すことで自分専用の自動化環境が構築できます。

興味があるならまずは「小さなテンプレート」と「テストフォルダ」を用意して、Coworkのプラグイン作成にトライしてみてください。

少しの投資で日常の作業効率が大きく変わりますよ。

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  • この記事を書いた人

miyatake

ウォーカーネット運営責任者。株式会社フルスペック代表取締役。2012年WEB集客・広告業で起業。複数メディアサイト運営&ウェブマーケティング&ネット集客の受注・コンサルティングを行う。愛犬家。現在は福祉系企業マーケ担当スタッフも兼務。